ホヤ初期発生における遺伝子発現機構のゲノムワイドな解析
Project/Area Number |
09J01533
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Developmental biology
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
野田 武志 京都大学, 大学院・理学研究科, 特別研究員(CD2)
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Project Period (FY) |
2009 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2010: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2009: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | 発生生物学 / 遺伝子発現制御 / 母性因子 / カドヘリンスーパーファミリー / ゲノム / 細胞の分化 / 形態形成運動 |
Research Abstract |
1.まず、カドヘリン研究の業績から書く。カドヘリンのレビューブックの執筆依頼を受け、カタユウレイボヤゲノム中の全カドヘリンスーパーファミリー遺伝子を他の生物のカドヘリン達伝子との比較、解析を行った。この著作では、カタユウレイボヤゲノム中のカドヘリンスーパーファミリー遺伝子の比較から、カドヘリンスーパーファミリー遺伝子が脊椎動物で特に増加および多様化した遺伝子のひとつであるということを論じた。 2.初期胚でmRNAが顕著に分解される転写因子、シグナル伝達分子のマイクロアレイによるスクリーニングの結果から見つかってきた遺伝子Ci-p53/p73aの初期胚における解析結果について論文としてまとめDevelopmental Biology誌に投稿した。前年度に明らかにしていた、Ci-p53/p73aの脊索分化,原腸陥入、ZicLおよびBrachyuryの発現制御に加え、母性発現遺伝子Ci-p53/p73bにもCi-p53/p73a同様な初期胚における機能があることを明らかにすること、およびCi-p53/p73aがZicLを直接発現制御をしているということが平成22年度に新たに明らかにしたことである。この研究の結果は研究年度中には論文として受理されるにいたらなかったが、数度のリバイスを経て,多少の文章表現を直せばほほ受理確実な段階までこぎつけることができた。この研究によって、ホヤにおいては重要でありながら、あまり解析の行われていない、母性因子の働きの一端について明らかにすることができた。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)