偶蹄類フェロモン分子群の同定と受容メカニズムの解明
Project/Area Number |
13J07968
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Basic veterinary science/Basic zootechnical science
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
村田 健 東京大学, 農学生命科学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥4,320,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | フェロモン / V1R / 偶蹄類 / cAMP / カルシウムイメージング / HEK293細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
脊椎動物において、7回膜貫通型タンパク質である鋤鼻1型受容体(vomeronasal receptors; V1Rs)は遺伝子ファミリーを形成しており、フェロモンやカイロモンのような社会シグナルの受容に関与すると考えられている。従って、様々な動物種のV1Rsのリガンド分子の同定は、それらのフェロモンやカイロモンの同定につながることが予想される。本研究ではV1Rsを培養細胞に機能発現させるアッセイ系を確立することで、様々な種のV1Rsのリガンド探索を目的とした。 鋤鼻神経細胞では、V1RsはGαiにカップリングし、Gβγを介してPLCβを活性化すると考えらえているが、このシグナル伝達をHEK293細胞で再現したカルシウムイメージング系を確立することができた。また、マウスを用いたバイオアッセイで、雄マウス尿からHEK293細胞で非特異的な応答を引き起こさないV1Rリガンドの精製条件を確立し、応答するV1Rクレードまでは同定できた。 新規のV1Rsリガンド分子の同定には至っていないものの、今後はこれらの手法を用いることで、各種V1Rやその他のGαiカップリングするオーファンGPCRのリガンド同定への応用が期待される。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)