Project/Area Number |
14J04175
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Sociology
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
山下 嗣太 京都大学, 文学研究科, 特別研究員(DC1)
|
Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2017-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
|
Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
|
Keywords | 都市 / 建築 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、急速な都市化の結果としての生活環境の変化を、特に建造環境との関係から明らかにすることにある。今年度は前年度から継続し、長期的に調査地に滞在してデータの収集を行った。主な調査対象は、インドネシアの首都ジャカルタにおいて、一般的にインフォーマル居住区であると定義される、カンポンと呼ばれる高密度居住区の開発の変遷である。スカルノ政権期の首都改造計画における用地取得のためのカンポンの撤去、スハルト政権期に実施された、カンポンを維持したままインフラの改善を行うカンポン改善計画、そしてカンポンを撤去し団地へと移住させる再開発計画と、それぞれの時期によってカンポンへの対応は異なる。そこで、これら各政策が実施された地域において調査を行い、実際に開発がいかに経験され、住民の生活環境にいかなる影響を与えたかを考察した。また、政府側の見解を把握するため、国立アーカイブや国立図書館での行政資料や新聞記事の収集を行った。加えて、当時政策の立案や実施に関わった政府関係者へのインタビューも行った。特にスカルノからスハルトへの遷移期は、冷戦下の国際政治が、都市開発においても開発の資金や方針において直接的に影響を与えている。このような大文字の政治史に対する考察はこれまでも行われてきたが、本研究においては、それがいかに建造環境としての都市空間を編成し、住民の日常生活やアイデンティティ形成に変化をもたらしたかを明らかにした。
|
Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(3 results)
Research Products
(9 results)
-
-
-
-
-
[Presentation] The Transition of Suburban Kampung in Jabodetabek2016
Author(s)
Tsuguta Yamashita, Kengo Hayashi
Organizer
The 13th International Asian Urbanization Conference: Rapid Urbanization and Sustainable Development in Asia
Place of Presentation
Universitas Gadjah Mada, Indonesia
Year and Date
2016-01-07
Related Report
Int'l Joint Research
-
-
-
-