Project/Area Number |
15K20303
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Research Field |
Pediatric surgery
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Research Institution | National Center for Child Health and Development |
Principal Investigator |
劉 馳 (国)国立成育医療研究センター, 移植免疫研究室, (非)研究員 (30747209)
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Project Period (FY) |
2015
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2015: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | 樹状細胞 / 光線力学的治療 / 小児固形腫瘍 / 免疫治療 |
Outline of Annual Research Achievements |
難治性進行小児固形腫瘍の治療は、現行の標準治療(手術療法・化学療法・放射線療法)では治療成績が頭打ちであり、新たな治療が必要とされている。本研究では、樹状細胞を用いた免疫細胞治療に、5-アミノレブリン酸を用いた光線力学的治療(photodynamic therapy : PDT)を組み合わせる治療法の有効性と相乗効果の検証を目的とする。また、治療に用いる樹状細胞の入手性を改善するため、iPS細胞から樹状細胞を分化誘導し(iPS-DC)、その有効性を検証する。 マウスiPS細胞からのDC分化誘導法確立にて得られた知見を元に、ヒトiPS細胞からのDC分化誘導を行った。分化誘導の第一段階では、フィーダー細胞であるOP9細胞上での培養を用い、第二段階では、更にGM-CSFを添加した、第三段階では、OP9細胞を用いず、GM-CSFとIL-4による培養を行った。各ステップで必要となるサイトカイン類や培地などを検討し、ヒトiPS細胞からのDC分化誘導に適切な方法の開発を行った。その結果、マウスiPS-DCに比して分化誘導の効率は低いながら、ヒトiPS-DCの分化誘導系の確立に成功した。 一方、小児がんに対する、DCとALA-PDTの併用による治療の有効性を検証するモデルとして、小児神経芽腫に対するALA-PDTのin vitroにおける検討を行った。NB-1, NB-9, IMR32, GOTOの小児神経芽腫を用いて検討を行ったところ、何れの細胞株においても、ALA濃度依存的なPpIXの細胞内蓄積および細胞傷害性が確認された。NB-1を免疫不全マウスであるNSGマウスの皮下に投与し、ヒト癌細胞移植モデルの作製を行った結果、投与後2週間にて腫瘍の形成が認められた。
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