Active Learning Based Teaching and an Assessment Tool in an EFL Context
Project/Area Number |
16K02847
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Foreign language education
|
Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
呉屋 英樹 琉球大学, 国際地域創造学部, 准教授 (40647343)
|
Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2023-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2021)
|
Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2019: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
|
Keywords | 英語のAL型授業 / 英語のアクティブ・ラーニンング型授業 / 「 アクティブ・ラーニング型授業」の実践 / 「 アクティブ・ラーニング型授業」の課題点 / アクティブ・ラーニング型授業 / 英語教育 / Active Learning in EFL / Teaching assessment / Teacher development |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は外国語教育におけるAL型授業の実践と、それに伴う課題を整理することを主な目的としている。これまでの取り組みとしてアクティブ・ラーニングに関する理論的基盤の整理と関連する周辺理論の整理を行い、県立高校に勤務する英語教師らを対象に行ったアンケート調査結果をもとに英語によるAL型授業についての提言を行った。またはアンケート調査に基づく分析を行い、英語によるAL型授業の実施に関する英語教師の懸念と、英語教師の英語力、そして英語の授業を通じて育成している生徒のスキルの関連性について調査した。昨年度の探索的な調査によって英語によるAL型授業をより効果的に展開するためは多様な要因とそれらの複雑な関係性を考慮する必要があることが分かった。また英語によるAL型授業の効果について学習者からのデータに基づいた調査から学習言語を教授言語とするEFL環境では、産出的スキル向上への 効果は限定的ではあることが分かった。さらに2021年度の調査では学習者の習熟度に関わらず学習者の英語使用は用いられる英語による指示文の影響を受け、英語による授業が進むにつれ使用する英語に変化が見られることが分かった。これらの研究を通して英語によるAL型授業では教授言語を英語のみとするのではなく、目的に応じた母語の使用を継続的に行う必要があることが示唆される。 新型コロナウイルス感染症の影響により2021年度に行えなかったが、今後はこれらの調査をもとに「ALアプローチ」を汎用的な理論的基盤とする理論的な示唆を模索しつつ、ALアプローチの構成要素とその下位項目の位置付けと記述に取り組み、実際に授業改善の目的で用いられる評価票の作成に取り組みたい。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
昨年度に続き沖縄県においては新型コロナウイルスの感染拡大が続き、実際の教育現場に赴いての調査や学会参加に制限がありました。予定していた論文の発表や掲載は実現することができましたが、追加の調査や分析したデータの報告を学会等で行うことができませんでした。本研究の再延長願いが受理されたので、新年度においてやり残している調査や分析を継続して行う予定です。
|
Strategy for Future Research Activity |
昨年度と同様に、引き続き現在までに分析・発表したデータを基に検討中の評価票を実際に行われている英語のAL型授業を検証可能とするような実用化に努めたい。昨年度は、実際の英語による英語のAL型授業との関係性を探るため、更なる文献調査とアンケート調査、分析を進めることができた。また追加の調査としてEFL環境における英語学習者が授業言語を英語とする環境にて習熟度別による影響について分析を深めることができたが、授業改善で用いられる評価票の改定に至っていない。今後は評価票の修正を検討しつつ、英語教授法としての「AL型授業」導入に際しての問題点や改善点を実際の授業の評価ツールに反映させたい。
|
Report
(6 results)
Research Products
(12 results)