Project/Area Number |
17J04037
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Cultural anthropology
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
劉 高力 京都大学, 人間・環境学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2019-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 第三の性 / 性的マイノリティ |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、6月末まで長期フィールドワークと文献収集をおこなった。フィールドワーク注目するのはLGBTのNGOと大都市における第三の性の繋がり。(1).「影の報告」と提出,パキスタンのLGBTのNGOは2018年史上初の性少数者に関する影の報告を国連に提出した。その報告を作成するプロセスは非常に複雑である。(2).LGBTアクス映画祭,2018年度はパキスタン国内の4つの町で行なわれた。以上の活動にNGOと共に活動した。国連のUNDP、UNAIDS、さらに他の海外支援者と協力し、性的少数者の健康保護をしたり、人権事情を海外に発信した。 パキスタン性少数者の生の声や感情の動きを記録するために、調査では映像による撮影をおこなってきた。それを編集して二つ民族誌映画作品を制作した。(1).Ladies of My Familyという作品は2018年度はブラジルで行なわれた五年一度の国際人類学民族科学連合(IUAES)の世界大会に選ばれた。(2).パキスタン有数の祭であるラル・シャバーズ・カランダールに参加し、2018年度はその祭の映像を整理し、The Dancing Faqirという作品を作成した。第三の性の人々による宗教的な祭における行動と役割を記録した。 2018年1月に、私は書いた文化評論はパキスタン最古の英字紙『ドーン(DAWN)』に掲載された。その後、現地のテレビ台Aap Newsから誘って、ここ数年のパキスタン経験をいかして、在パキスタン外国人研究者の姿を見せるとともに、パキスタン地域文化を紹介するウルドゥー語番組テレビシリーズ,「Agla Station」に本人出演した。性的少数者の人権を守ることも観衆に訴えた。パキスタン現地の民俗、風景、食文化などいずれに紹介した。その番組は現地で好評を博して、数多くの海外メディアから報道され、国際的な影響力も大きくなった。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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