Project/Area Number |
17J04435
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Cognitive science
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
濱川 昌之 九州大学, システム生命科学府, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2019-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2018: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2017: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 認知科学 / 嗅覚認知 / 匂い提示装置 / 脳機能計測 |
Outline of Annual Research Achievements |
匂い分子の複雑度が混合臭認知に影響する神経基盤を調べるために、専用の匂い提示装置の製作に取り組んだ。 嗅覚に関連した脳活動を調べるためには、匂い刺激の提示を厳密に制御する専用の匂い提示装置が必要となる。前年度の研究活動において報告者は、電磁弁を組み込むことで、匂い提示をコンピュータ(MATLAB)で制御する装置を組み上げた。しかし、電磁弁の筐体が大きく、電磁弁からマスクまでのチューブの長さが数mに及ぶため、電磁弁の開閉から実際に匂いが提示されるまでに5~10秒のタイムラグが生じることが問題となった。この問題を解消するために、電磁弁の小型化を試みた。025E1-2のDC5VまたはDC24Vなどの、小電力で起動可能な小型の電磁弁の選定を行った。 今年度の活動は4~6月の3か月間のみだったため、実際に小型電磁弁を組み込み、匂い提示を行うなどの条件検討には至らなかったが、厳密な匂い提示が可能な装置を安価に組み上げることはヒトの嗅覚研究を行う上で非常に重要なこととなる。市販の匂い提示装置の価格は数百万円ほどで非常に高価なものであるが、ヒトの嗅覚に関係した脳活動を計測するためには必要不可欠となる。本課題では、10万円以下のコストで厳密な匂い提示が可能となる提示装置を作製することを目標とした。現在、装置の試作機が完成しているため、その試作機をベースにすることで、安価な匂い提示装置を組み上げる方法の確立に貢献できる。 また、前年度に行った36の匂い物質を用いた嗅覚心理実験の結果を論文にまとめ、海外科学雑誌に投稿した。
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Research Progress Status |
30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)