MicroRNA-dependent cytokine production in group 2 innate lymphoid cell
Project/Area Number |
17J05293
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Immunology
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
籾内 義希 横浜市立大学, 生命医科学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2019-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2018: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | ILC2 / IL-33 / 2型サイトカイン / miRNA / 2型サイトカイン / アレルギー / TGFβ / miR-17-92 cluster |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度に研究題目と極めて類似性の高い論文(Singh PB, et al. J Exp Med.)が先行して報告されたため、本年度は当初の研究計画を変更して実験を行った。 2型自然リンパ球(Group 2 innate lymphoid cells : ILC2)は2010年に当研究室で同定された新規免疫細胞サブセットである。ILC2は主にIL-33など内因性サイトカインに応答して2型サイトカインを産生することで、抗原認識に依存しない2型免疫応答を惹起し、寄生虫感染排除やアレルギー性疾患の発症に寄与している。ILC2は肺、腸管、脂肪組織などを含む多様な組織に存在する細胞であり、それぞれの組織で特異的な疾患や免疫応答に寄与することが報告されている。骨髄常在性のILC2はその大部分がILC2の活性化マーカーを発現しないため、骨髄は単なるILC2の分化・成熟の場であると考えられている。一方で、当研究室では近年、胎生期マウスの脂肪組織にILC2の前駆細胞が存在することや、脂肪組織に存在する間葉系細胞がILC2の分化・成熟を支持する能力を持つことを報告しており、ILC2が骨髄外の微小環境においても分化できる可能性を示している。このような背景から、当研究では骨髄常在性ILC2は他の組織常在性ILC2と同様に組織特異的な機能を有しているのではないかと予想している。近年、骨形成を担う細胞群が免疫応答を制御するサイトカインや細胞内因子を用いて機能する例が数多く報告されている。そこで本研究では骨髄ILC2の機能として、サイトカイン産生等を介した骨形成制御があることを予想し、研究を行なった。 実験の結果、IL-33刺激下の骨髄ILC2は2型サイトカイン産生を介して、生体内の骨吸収を担う細胞である破骨細胞の分化を抑制することが明らかとなった。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)