スケール依存性を考慮した帯水層の熱分散長予測モデルの構築
Project/Area Number |
17J06834
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Modeling and technologies for environmental conservation and remediation
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
万代 俊之 東京大学, 農学生命科学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2019-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2018: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 熱分散 / 土壌水分 / 熱・水分移動 / 熱・物質移動 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、前年度に作成した実験装置を用いて、土壌からの水分蒸発に伴い、土壌水分および温度の変化を得ることを目的とした。まず、前年度に作成した白金測温抵抗体の温度測定精度を向上させるためのキャリブレーションを行った。キャリブレーションは、今後想定される測定温度範囲である20℃~60℃で実施した。キャリブレーションの際には、購入した基準温度計を基準温度として、白金測温体の抵抗値と温度の校正式を得た。また、水分センサーのキャリブレーションを行い、既往の研究と同様の校正式を得た。さらに、複数のセンサーを同時にキャリブレーションするため、実験装置を作成し購入したが、納期が遅れてしまい実験することはできなかった。次に、前年度に作成した室内カラム実験装置の性能評価試験を行った。アクリルカラムに豊浦砂を充填し、カラム上方に固定したセラミックヒーターから熱放射を与えた。そのときの豊浦砂の温度を白金測温抵抗体で、熱フラックスを熱流計で測定した。データの解析はデータ解析ソフトLABVIEWを利用し、0.1秒ごとにデータを測定した。測定された熱フラックスはセラミックヒーターの強度と比べて妥当な値が得られた。一方、測定された温度は理論値から計算された温度よりも低い温度が得られ、カラム内部からの熱流出が大きいことがわかった。実験を正確に行うためには、カラム外の断熱をより丁寧に行わなければならないことが示された。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)