Development of Knowledge Community-Type Programming Learning Support System Involving Knowledge Circulation and Succession
Project/Area Number |
18J10379
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Learning support system
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Research Institution | Prefectural University of Kumamoto |
Research Fellow |
切通 優希 熊本県立大学, アドミニストレーション研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | プログラミング教育 / 学習環境デザイン / 学習支援システム / ナレッジコミュニティ |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は,前年度の研究結果を元に,計画の一部を変更して研究を実施した.具体的には,まず,熊本市内の私学2校に協力を依頼し,1チーム当たり3名のチームを5つ構成していただき,その15名の高校生に研究への協力を依頼し,その高校生を対象として,継続的なプログラミング学習の導入部分となるワークショップを実施した.その後,ワークショップに参加した高校生には,同年8月末が締め切りのアプリ開発コンテストへの作品提出を目標に,提案する学習支援システムを利用し,遠隔でのサポートを受けながらのアプリ開発に取り組んでもらう実験を実施した.なお,今年度の実験実施にあたっては,昨年度までの取り組みによって明らかとなった問題を解決するため,アプリ開発の取り組み時間や場所,機材の確保や対面でのサポートの実施といった改善策を講じた. 実験の結果,諸事情により途中で研究協力を取りやめた2チームを除く,3チーム全てがアプリを完成させることができた.これに加え,実験後のアンケートにより,これまでの研究の問題を解決するために講じた改善策は有効であったといえる.さらに,12月に開催した「熊本県立大学 アプリアワード」には,今年度および過去に開催したワークショップ参加者5名を含む合計7チームからの作品提出(開発部門2チーム・企画部門5チーム)があり,本研究の取り組みが,地域においてプログラミングに継続して取り組む高校生を僅かながら育成しているという効果も見られた.一方で,提案する学習支援システムが,プログラミングの完全な初心者には利用が難しく,やや理解の進んだプログラミング初心者に有効である可能性が示唆された.学習支援システム自体が,完全な初心者には利用しづらいという問題を解決するためには,システムのUI/UXのさらなる向上や,質問のためのガイド機能を実装するなどの改善策について検討・実装する必要がある.
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)