Project/Area Number |
19J21102
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 01030:Religious studies-related
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
亀山 光明 東北大学, 国際文化研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2019-04-25 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 戒律 / 仏教と科学 / 善悪因果 / 業 / 修養 / 正法 / 朝鮮仏教 / 正法・末法 / 戒律復興 / 法服・袈裟 / 在家勤行法則 / 宗教概念 / 近代仏教 / プラクティス / 釈雲照 / 日蓮主義 / 肉食妻帯 / 仏教的世界観 / 旧仏教 / 海外留学僧 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、近年の宗教概念研究において蓄積されてきた「ビリーフの重視/プラクティスの後退」という構図を再考すべく、伝統的な仏教者の実践である「戒律」に焦点に当てるものである。より具体的には、言説研究の手法を採用しつつ、近代を代表する多様な仏教者の営為と思想運動に焦点を当てることで、そこに「戒律」が如何に応用され、また「乗り越えられて行った」のかを考究する。
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Outline of Annual Research Achievements |
採用3年目にあたる2021年度は、これまでの研究成果のとりまとめをおこないながら、並行してハワイ大学マノア校のミシェル・モール教授の下で訪問研究員としてアメリカ合衆国に滞在しながら、1、近代日本仏教における「正法」思想の位相、2,明治後期の真宗系知識人の修養思想における戒律の役割、3、近代の善悪因果論と業報思想のグローバル・ヒストリー、という課題に取り組んだ。 具体的に、1については、「正法」の復興を掲げた戒律復興運動者が、東南アジアなどの仏教伝統との新たな出会いや、今日では最澄の名に仮託した偽作説が有力である『末法開蒙記』の明治期の再発見というコンテキストのなかで自らの思想をいかに語りなおしたのかを考察した。2については、真宗本願寺派の学僧・前田慧雲の修養思想を対象に、煩悩の抑止や自律がキーワードとなった1900年代当時の修養ブームのなかで、真宗系知識人が「戒律」や「自力」という問題にいかに対峙して自らを語りなおしたのかを考察した。3については、業報思想や善悪因果などの戒律実践を支えた仏教的世界観が近代の科学思想や「宗教」概念の流入のなかでいかに再構築されたのかを当時のグローバル・ヒストリーのなかで位置付けた。 さらに報告者はこれらの研究成果をヨーロッパ日本研究協会(EAJS)やホノルル市で開催されたAssociation for Asian Studiesなどの国際学会での積極的な発信につとめた。一方、コロナウイルスの蔓延により、予定していた史料調査がおこなえないなど、研究遂行上の支障は継続している。そのため、特例措置を申請し、2022年7月までの日本学術振興会特別研究員の期間の延長を願い出た。一部の大学図書館等の施設では、外部への利用を開始しており、報告者はこれまでの研究成果を単著や論文寄稿などによるアウトプットにつとめながら、延長期間を史料調査にあてる予定である。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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