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浮遊性プランクトンの長期飼育・変態を可能にするプランクトン培養基

Research Project

Project/Area Number 20H00996
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section 3120:Biology at molecular to cellular levels, biology at cellular to organismal levels, biology at organismal to population levels and anthropology, neuroscience and related fields
Research InstitutionShimane University

Principal Investigator

NisiZaki Masanori  島根大学, 生物資源科学部, 技術職員

Project Period (FY) 2020-04-01 – 
Project Status Completed (Fiscal Year 2020)
Budget Amount *help
¥450,000 (Direct Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2020: ¥450,000 (Direct Cost: ¥450,000)
Keywords飼育 / プランクトン採集
Outline of Research at the Start

臨海実験所においては日常的に多くのプランクトンが採集でき、その中には各地の沿岸でしか発見することのできない非常に珍しいものが含まれている。発生生物学の実習などでも幼生プランクトンが大量に得られるが、一般にプランクトンの飼育・維持が難しいため、その多くはそのまま斃死するか海に投棄せざるを得ない状況で貴重な教育・研究材料を逃している。本課題ではこれまで飼育の難しかった浮遊性プランクトンの長期飼育・変態を可能にするプランクトン培養基を開発し、国内の2~3の研究施設に頒布し、飼育可能な動物プランクトンの種類を拡大し、各大学の教育研究活動に活用してもらう。

Outline of Final Research Achievements

市販されているクラゲ飼育用水槽を使って、大型プランクトンのひとつであるカブトクラゲの飼育を試みたがうまくいかなかった。そこで、これまでに培ったアクリル板の加工技術を活用し、水流の向きを調整したプランクトン培養基を作成することにした。これまで飼育の難しかった浮遊性プランクトンの長期飼育・変態を可能にするプランクトン培養基を開発する。隠岐臨海実験所において複数のプランクトン幼生の飼育を試し、これまでの飼育装置と比較し生残率などの有効性を評価した。

Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements

一般にプランクトンの飼育・維持が難しいため、その多くはそのまま斃死するか海に投棄せざるを得ない状況で、貴重な教育・研究材料を逃している。多様なプランクトンを飼育できれば、高度な海洋実習を行うことができ、且つ他大学の研究者・水族館等にも提供し、研究やアウトリーチ活動に貢献できると考えた。さらにこれを国内の臨海実験所等の研究施設に頒布し、飼育可能な動物プランクトンの種類を拡大し、各大学の教育研究活動に活用してもらった。

Report

(2 results)
  • 2020 Annual Research Report   Final Research Report ( PDF )

URL: 

Published: 2020-04-28   Modified: 2023-03-23  

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