研究領域 | 生物の3D形態を構築するロジック |
研究課題/領域番号 |
15H05856
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
近藤 滋 大阪大学, 生命機能研究科, 教授 (10252503)
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研究分担者 |
芳賀 永 北海道大学, 先端生命科学研究院, 教授 (00292045)
秋山 正和 明治大学, 先端数理科学インスティテュート, 特任准教授 (10583908)
松本 健郎 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (30209639)
上野 直人 基礎生物学研究所, 形態形成研究部門, 教授 (40221105)
松野 健治 大阪大学, 理学研究科, 教授 (60318227)
武田 洋幸 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80179647)
井上 康博 京都大学, 工学研究科, 教授 (80442929)
大澤 志津江 名古屋大学, 理学研究科, 教授 (80515065)
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研究期間 (年度) |
2015-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
182,780千円 (直接経費: 140,600千円、間接経費: 42,180千円)
2019年度: 34,710千円 (直接経費: 26,700千円、間接経費: 8,010千円)
2018年度: 34,840千円 (直接経費: 26,800千円、間接経費: 8,040千円)
2017年度: 36,660千円 (直接経費: 28,200千円、間接経費: 8,460千円)
2016年度: 34,840千円 (直接経費: 26,800千円、間接経費: 8,040千円)
2015年度: 41,730千円 (直接経費: 32,100千円、間接経費: 9,630千円)
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キーワード | 形態形成 / 3次元 / 折り紙 / 回転 / 数理モデル / 3D形態形成 / 折り畳み / シミュレ―ション / 3次元 / シミュレーション / 物理計測 / 三次元 / 細胞運動 / カブトムシ / 形態 / 3D / 発生 / 数理 / 工学 / CTスキャン / 班会議 / 合宿 / 3D / 計算科学 / 物理測定 / バーチャル研究所 / 数理生物学 |
研究成果の概要 |
本領域の計画研究では、(1)細胞シートの折り畳みと展開、と(2)細胞集団の回転をテーマとして、これまでの形態形成研究で扱えなかった「マクロなサイズの3D形態がどのような原理で生じるのか」を解明することを目的とした。また、上記2つのテーマ以外の3D形態形成にかかわる研究を公募研究として採用した。いずれのテーマに関しても、実験と数理のグループが円滑の共同作業行えるように、機材、議論の機会などの点を重点的に支援した。非常にチャレンジングな研究テーマであったが、全体として、3Dの形態形成を、次元を落とさず解析することができることを、実例を持って示し、形態形成研究に新しい道を開くことができたと考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生物の器官や個体の機能は、その3D形態に依存する。そのため、多くの研究者が、形ができる原理の研究をしこうしていたが、3Dの形態は、それを表現するだけで難しいため、大抵は、2Dのパターンか、形を作るために必要な遺伝子、分子の研究でとどまっていた。本研究領域は、まさに形ができる原理に真正面から取り組むことを目的として、5年間それに専念した。結果として、多くの萌芽的な成果を生み、それを育てることができたと自負している。実際に、本領域で最も成果の有ったテーマを中心として、学術変革領域(A)に採用されていることが、それを証明している。
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