研究領域 | J-Physics:多極子伝導系の物理 |
研究課題/領域番号 |
15H05882
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
播磨 尚朝 神戸大学, 理学研究科, 教授 (50211496)
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研究分担者 |
網塚 浩 北海道大学, 理学研究院, 教授 (40212576)
中辻 知 東京大学, 物性研究所, 教授 (70362431)
青木 大 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (30359541)
野原 実 岡山大学, 異分野基礎科学研究所, 教授 (70272531)
藤 秀樹 神戸大学, 理学研究科, 教授 (60295467)
石田 憲二 京都大学, 理学研究科, 教授 (90243196)
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研究期間 (年度) |
2015-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
226,460千円 (直接経費: 174,200千円、間接経費: 52,260千円)
2019年度: 27,040千円 (直接経費: 20,800千円、間接経費: 6,240千円)
2018年度: 21,970千円 (直接経費: 16,900千円、間接経費: 5,070千円)
2017年度: 20,150千円 (直接経費: 15,500千円、間接経費: 4,650千円)
2016年度: 19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2015年度: 138,190千円 (直接経費: 106,300千円、間接経費: 31,890千円)
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キーワード | J-Physics / 多極子伝導系 / スピン軌道結合 / 若手育成 / 共用備品 / 共同備品 / スピン軌道相互作用 |
研究成果の概要 |
本課題の活動として全体会議やトピカルミーティングを開催した。これにより、新学術領域の個々の研究項目や研究課題の研究協力や研究交流が深まり、より良い研究成果につながった。共用備品を活用することで、幅広い共同研究が可能になった。ものづくり学校により、物質開発の重要性と物質の対称性という新しい観点の重要性を研究者に広く浸透させることが出来た。若手の学校を開催して若手の研究を表彰することで、若手研究者が育った。領域外や国外への研究発信も国際会議や研究論文、ニュースレター、ホームページを通じて行うことが出来た。さらに様々なアウトリーチ活動を通じて研究活動を一般に広く紹介することが出来た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
物質の性質の多くは、量子力学によって記述される電子によって決まる。磁性や超伝導などの物性の理解は、多様な物質を創製して、多彩な物性を研究することで大きく進んでいる。これが機能的物質の開発につながり、豊かな現代社会をもたらしている。本課題は、強いスピン軌道結合や反転対称性の欠如に注目して、包括的な物質開発と物性探索を行ったものである。従来の個別の物質開発に対称性という共通の物差しを導入して、物性研究に新しい方向性を示し、物質機能に新たな展望を開いたことに重要な意義がある。
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