研究領域 | 植物の生殖におけるゲノム障壁成果分析 |
研究課題/領域番号 |
18075011
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
倉田 のり 国立遺伝学研究所, 系統生物研究センター, 教授 (90178088)
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研究分担者 |
渡辺 正夫 東北大学, 大学院・生命科学研究科, 教授 (90240522)
堤 伸浩 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (00202185)
松岡 信 名古屋大学, 生物機能開発利用研究センター, 教授 (00270992)
伊藤 幸博 東北大学, 大学院・農学研究科, 准教授 (70280576)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
40,000千円 (直接経費: 40,000千円)
2011年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2010年度: 7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
2009年度: 7,300千円 (直接経費: 7,300千円)
2008年度: 7,300千円 (直接経費: 7,300千円)
2007年度: 7,300千円 (直接経費: 7,300千円)
2006年度: 7,300千円 (直接経費: 7,300千円)
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キーワード | 種分化 / 生殖 / ゲノム障壁 / 受粉 / 受精 |
研究概要 |
高等植物の生殖機構は分子レベルでの解析が進みつつあるが、「ゲノム障壁」の本質は未解明である。植物ゲノムにおける「ゲノム障壁」の基盤をなす機構の解明は、ゲノムの成立過程、種分化、生物多様性と進化等の理解につながると考えられ、植物科学のみならず、その境界領域にもたらす科学上の波及効果は多大である。さらに「ゲノム障壁」と環境との相互作用の理解は、「ゲノム障壁」の打破による新種の育成にも新しい道を拓くこととなる。このような観点から、本特定領域研究では、2組4個のゲノム障壁遺伝子を同定、進化の過程で失ったゲノム障壁の再生、植物ホルモン・ジベレリンのゲノム障壁への関与とその仕組みの解明、花粉管ガイダンス分子の発見、生殖過程での全遺伝子発現プロファイルの構築を代表とする多くの研究成果をあげた。これらの成果は事後評価において、「注目すべき研究成果が得られている」、「領域としては順調に研究が進んでいる」としてA+と評価された。本研究課題では、このような特定領域研究「植物ゲノム障壁」の5年間の研究成果を広く社会・国民に情報発信することを目的とし、成果取りまとめの報告書を作成した。 (1)取りまとめ報告書の発行 平成!8年度~平成22年度に発表した論文等の研究成果をまとめた冊子を発行した。 (2)DVDの制作 冊子報告書に掲載出来なかった研究成果をDVDにし、冊子へ添付した。 (3)報告書の配布 作成した報告書及びDVDを植物生殖分野や関連する分野の研究者へ配布し、研究成果を周知した。 (4)HPへ掲載 「植物ゲノム障壁」HPへ5年間の論文を掲載し、最終報告とした。
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