研究領域 | ソフトロボット学の創成:機電・物質・生体情報の有機的融合 |
研究課題/領域番号 |
18H05465
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
鈴森 康一 東京工業大学, 工学院, 教授 (00333451)
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研究分担者 |
新山 龍馬 明治大学, 理工学部, 専任准教授 (00734592)
清水 正宏 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 准教授 (50447140)
田中 博人 東京工業大学, 工学院, 准教授 (80624725)
福田 憲二郎 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 専任研究員 (40613766)
多田隈 建二郎 東北大学, タフ・サイバーフィジカルAI研究センター, 准教授 (30508833)
中嶋 浩平 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (10740251)
前田 真吾 東京工業大学, 工学院, 教授 (40424808)
伊藤 浩史 九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (20512627)
難波江 裕之 東京工業大学, 工学院, 助教 (90757171)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
236,340千円 (直接経費: 181,800千円、間接経費: 54,540千円)
2022年度: 34,320千円 (直接経費: 26,400千円、間接経費: 7,920千円)
2021年度: 30,290千円 (直接経費: 23,300千円、間接経費: 6,990千円)
2020年度: 30,290千円 (直接経費: 23,300千円、間接経費: 6,990千円)
2019年度: 24,050千円 (直接経費: 18,500千円、間接経費: 5,550千円)
2018年度: 117,390千円 (直接経費: 90,300千円、間接経費: 27,090千円)
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キーワード | ロボティクス / ソフトメカニズム / ソフトアクチュエータ / ソフトマテリアル / ソフトコンピューティング / バイオメカニズム / ソフトロボット学 / 異分野融合 / 国際連携 / 人材育成 / アウトリーチ / ソフトロボット |
研究成果の概要 |
本領域では「やわらかさ」を目指す新興学術の種を融合し,出会うはずのなかった研究者を出合わせる.それによって,従来の科学技術とは真逆とも言える価値観に立脚した大きな学術の潮流を創りだし,「やわらかさ」に立脚する学術領域「ソフトロボット学」を切り拓いた. 具体的には,従来のロボット学の中心であった機械工学,電気・電子工学,情報科学に加え,材料科学,生物学を強力に巻き込むことで,種々のソフトロボットの要素技術を実現し,それらに基づいたソフトロボットを実現するとともに,従来の価値観とは真逆とも言える新しい学術の潮流を「ソフトロボット学」という形で創り上げた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
有史以来,科学技術はひたすら「パワー」と「確実性」を追い求めてきたとは言えないだろうか.確実な動作を求めて機械も材料も「かたさ」を追求してきた.一方,近年,機械・電子,情報処理,材料科学,等,複数の異なった分野で,生体システムが持つ「やわらかさ」を指向する新興学術が同時多発的に勃興してきた.これは偶然ではない.生体・人間中心へ傾向する科学技術の大きな流れが背景にあると我々は捉えた.本領域では従来の科学技術とは真逆とも言える価値観に立脚した大きな学術の潮流を創りだし,「やわらかさ」に立脚する学術領域「ソフトロボット学」の第一歩を切り拓いた.
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