研究領域 | 炎症性組織レジリエンスと組織障害エントロピーの統合的理解と炎症収束学の創成 |
研究課題/領域番号 |
21H05120
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研究種目 |
学術変革領域研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
平原 潔 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (00707193)
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研究分担者 |
新井 郷子 一般社団法人AIM医学研究所, 研究部門, 副所長 (60422276)
三上 洋平 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (80528662)
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研究期間 (年度) |
2021-08-23 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2023年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2022年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2021年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 炎症収束 / 炎症記憶 / 炎症性組織レンジエンス / 組織障害エントロピー / 炎症性組織レジリエンス |
研究開始時の研究の概要 |
総括班の研究代表者を平原が務め、各計画研究代表者が総括班の研究分担者として、研究支援システムの整備(平原:研究班内での研究の有機的連携を行うための解析支援整備)、領域会議・国際シンポジウムの開催(新井:年1回の領域会議開催による研究成果の共有と研究班員間の共同研究に向けた有機的連携形成)、成果の発信(三上:ホームページの開設による研究成果の情報発信)をそれぞれが行う。なお、炎症領域に関わる先端的研究を行っている岩間厚志(東京大学医科学研究所)、鍋島陽一(神戸医療産業都市推進機構先端医療研究センター)、河上裕(国際医療福祉大学医学部)が研究協力者として、領域全体の評価および助言を行う。
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研究実績の概要 |
本領域では、「炎症収束」をキーワードに様々なバックグランドを持つ異分野領域を専門とする研究者が結集している。この研究者が一丸となって、研究を推進し、目標を達成するため、総括班により、研究者間の有機的連携を強化している。研究支援システムを整備し(研究支援担当)、ホームページを充実させ(広報担当)、定期的に領域会議、シンポジウムを開催してきた(集会担当)。また、総括班のリーダーシップのもと、計画班員間の有機的研究連携体制を確立し、「炎症収束学」創成にむけた研究を推進する。それぞれが有機的な連携を図りながら、領域全体で一丸となり、炎症収束時の組織の制御、調和、記憶を司る「炎症性組織レジリエンス」機構の統合的な理解を目指している。 総括班の研究代表者を平原が務め、各計画研究代表者が総括班の研究分担者として、研究支援システムの整備(平原:研究班内での研究の有機的連携を行うための解析支援整備)、領域会議・国際シンポジウムの開催(新井:年1回の領域会議開催による研究成果の共有と研究班員間の共同研究に向けた有機的連携形成)((第51回日本免疫学会学術集会において学術変革領域B「炎症収束」共催シンポジウムを開催(2022年12月7日-9日、熊本))、成果の発信(三上:ホームページの開設による研究成果の情報発信, https://www.ensho-shusoku.jp/)をそれぞれが行っている。なお、炎症領域に関わる先端的研究を行っている鍋島陽一先生(神戸医療産業都市推進機構先端医療研究センター)、河上裕先生(国際医療福祉大学医学部)、岩間厚志先生(東京大学医科学研究所)に研究協力者として、領域全体の評価および助言を頂いている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
三上班が中心となって、定期的にホームページの更新を行うと同時に、積極的に本学術変革領域の研究成果について情報発信を行なってきた。 さらに、新井班が中心となり、第51回日本免疫学会学術集会(2022年12月7日-9日、熊本)において、日本免疫学会との共催の国際シンポジウムを開催した。同シンポジウムには、海外よりDr. Ramesh Shivdasani(Dana-Farber Cancer Institute)やDr. Gerard Eberl (Institut Pasteur)にも登壇してもらい大変濃密なサイエンスの議論を行うことが出来た。 さらに平原班は、single cell RNA-Seq解析支援を行なってきた。 以上、本総括研究班は当初の計画以上に積極的な活動を行っている。
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今後の研究の推進方策 |
本総括研究班は、当初の計画通り今後も以下の分担で活動を行う。 尚、現在、2023年度は、日本生化学会での共催シンポジウム開催に向けて新井班が入念な準備を行なっている。 研究支援システムの整備(担当:平原):引き続き、研究班内での研究の有機的連携を行うため、single cell RNA-Seq解析支援、網羅的エピゲノム解析(ChIP-Seq, ATAC-Seq)解析支援、バイオイメージング解析支援のための整備を行う。 成果の発信(担当:三上):研究成果の情報発信を行うとともに、関連分野の研究者との意見交換や相互理解を深める。また、ニュースレターを発刊し、本領域研究の成果を定期的に発信する。
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