研究領域 | 膜超分子モーターの革新的ナノサイエンス |
研究課題/領域番号 |
18074002
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
久堀 徹 東京工業大学, 資源科学研究所, 教授 (40181094)
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研究分担者 |
山田 康之 立教大学, 理学部, 准教授 (80386507)
紺野 宏記 東京工業大学, 資源化学研究所, 助教 (80419267)
八木 宏昌 大阪大学, 蛋白質研究所, 助教 (70332749)
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連携研究者 |
紺野 宏記 東京工業大学, 資源化学研究所, 助教 (80419267)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
110,000千円 (直接経費: 110,000千円)
2010年度: 21,000千円 (直接経費: 21,000千円)
2009年度: 21,000千円 (直接経費: 21,000千円)
2008年度: 21,000千円 (直接経費: 21,000千円)
2007年度: 23,700千円 (直接経費: 23,700千円)
2006年度: 23,300千円 (直接経費: 23,300千円)
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キーワード | ATP合成酵素 / 調節機構 / εサブユニット / 構造変化 / レドックス制御 / γサブユニット / 酸化還元調節 / 1分子観察 / 細胞内ATP量 / 回転制御 / 回転阻害 / テントキシン / レドックス調節 |
研究概要 |
生体分子モーターの作動機構を明らかにするために、駆動機構の解明と制御機構の解明は車の両輪である。分子モーターの制御とは、モーター分子の原子レベルでの動きの制御である。本研究では、これを理解するために、回転軸(γサブユニット)側からの研究と、外的要因の研究を同時平行して実施した。(1)γサブユニットの構造変化による回転制御を1分子レベルで解析し、正確な角度解析により軸受け側のβサブユニットの構造と停止位置の対応付けを行った。また、磁気ピンセット技術を用いて、停止と回転に要する力を実測した。さらに、制御時に起こる構造変化を立体構造レベルで解明し、制御と構造の関連付けを行なった。(2)内在性阻害因子であるεサブユニットの機能を、阻害にかかる力の測定と分子構造の変化の両面から検証した。さらに内在性阻害因子の構造変化と膜ポテンシャルの関連付けを目指した。(3)細胞内におけるATP合成量と分子レベルでのATP合成酵素の活性変化の対応付けを行うことにより、回転調節の生理的な重要性について考察した。
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