研究領域 | 分子高次系機能解明のための分子科学―先端計測法の開拓による素過程的理解 |
研究課題/領域番号 |
19056003
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
粟津 邦男 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30324817)
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研究分担者 |
間 久直 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教 (70437375)
石井 克典 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教 (20512073)
鈴木 幸子 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教 (20403157)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
35,000千円 (直接経費: 35,000千円)
2011年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
2010年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
2009年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
2008年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
2007年度: 8,400千円 (直接経費: 8,400千円)
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キーワード | 質量分析 / タンパク質 / イオン化メカニズム / 中赤外レーザー / MALDI / 試料溶媒 / 水 / 難溶性タンパク質 / CARS / 低エネルギーフォトン / 蛋白質分析 / イオン化 / 赤外分光法 / 再生医療 |
研究概要 |
マトリックス支援レーザー脱離イオン化(matrix-assisted laser desorption/ionization; MALDI)は生体高分子の質量分析におけるイオン化法として広く用いられているが、そのイオン化機序は未だ解明には至っていない。イオン化機序の解明によってイオン化効率や再現性が向上すれば、バイオ・医療分野での更なる発展が期待できる。通常のMALDIでは紫外レーザーが用いられるが、本研究では中赤外レーザーを用いることで従来困難であった難溶性試料のイオン化に成功した。また、ペプチドのイオン化効率の波長依存性がイオン化補助剤であるマトリックスの化学構造と深く関わっていること、試料溶媒である水がイオン化に大きく寄与していることを明らかにした。
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