研究領域 | 分子ナノシステムの創発化学 |
研究課題/領域番号 |
20111004
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
浅井 哲也 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (00312380)
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連携研究者 |
大矢 剛嗣 横浜国立大学, 工学研究院, 准教授 (30432066)
元池 育子 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 助教 (70347178)
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研究協力者 |
ADAMATZKY Andrew University of the West of England, CEMS, Professor
SCHMID Alexndre EPFL, LSM, Research Associate
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
67,340千円 (直接経費: 51,800千円、間接経費: 15,540千円)
2012年度: 12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
2011年度: 13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
2010年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2009年度: 14,950千円 (直接経費: 11,500千円、間接経費: 3,450千円)
2008年度: 13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
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キーワード | 確率共鳴 / 雑音利用 / アナログCMOS / 量子デバイス / 生体模倣 / 電子回路 / 集積回路 / 雑音・ゆらぎ / 分子ナノデバイス / 情報処理 / 自己組織化 / 粗粒素子 / 単電子 / 雑音 / ニューラルネットワーク |
研究概要 |
ナノ集積デバイスにおけるゆらぎの存在を前提として、ゆらぎを利用して基本的な情報処理を行う以下のシステム設計を行った:(i) 確率共鳴による微弱信号検出器,(ii) ゆらぎを利用するA/D 変換器(雑音の力を借りて低周波雑音を抑制), (iii) 高速信号伝送路(雑音の力を借りて超低消費電力回路で高速パルス伝送), (iv) 雑音誘起同期回路(雑音の力を借りて独立した回路群の位相を強制同期), (v) 確率共鳴メモリ(雑音の力を借りて極低電圧・低消費電力メモリを正しく動作させる)。これらのうち、(i), (iii), (v)について、A04 班とともに分子ナノデバイス設計を行い、(i), (iii)についてはデバイス試作と所望の動作確認ができた。残る(ii), (iv), (v)については、半導体ナノ集積でバイス上にて評価を行い、想定通りの動作を得ることができた。
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