研究領域 | 地殻流体: その実態と沈み込み変動への役割 |
研究課題/領域番号 |
21109006
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 独立行政法人海洋研究開発機構 (2012-2013) 東京工業大学 (2009-2011) |
研究代表者 |
岩森 光 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球内部ダイナミクス領域, プログラムディレクター (80221795)
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研究分担者 |
風早 康平 独立行政法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門・深部流体グループ, グループ長 (50356763)
谷水 雅治 独立行政法人海洋研究開発機構, 高知コア研究所, 技術研究主幹 (20373459)
加藤 泰浩 東京大学, 工(系)研究科(研究院), 教授 (40221882)
横山 哲也 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (00467028)
徳永 朋祥 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (70237072)
栗田 敬 東京大学, 地震研究所, 教授 (00111451)
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連携研究者 |
木村 純一 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球内部ダイナミクス領域, チームリーダー (30241730)
中村 仁美 東京工業大学, 理工学研究科, 特任助教 (60572659)
藤永 公一郎 東京大学, 工学研究科, 特任研究員 (90409673)
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研究期間 (年度) |
2009-07-23 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
309,010千円 (直接経費: 237,700千円、間接経費: 71,310千円)
2013年度: 28,600千円 (直接経費: 22,000千円、間接経費: 6,600千円)
2012年度: 28,990千円 (直接経費: 22,300千円、間接経費: 6,690千円)
2011年度: 28,210千円 (直接経費: 21,700千円、間接経費: 6,510千円)
2010年度: 60,580千円 (直接経費: 46,600千円、間接経費: 13,980千円)
2009年度: 162,630千円 (直接経費: 125,100千円、間接経費: 37,530千円)
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キーワード | 地殻流体 / 沈み込み帯 / スラブ流体 / 火山岩 / 有馬型塩水 / 鉱脈鉱床 / 同位体 / 数値シミュレーション / 発生 / 移動 / ダイナミクス / 火山 / 熱水 / 鉱床 / 地下水・温泉 / 数値モデル / マグマ / 放射非平衡 / 数値実験 / 地下水 / 温泉 / 組成 / 日本列島 |
研究概要 |
地殻流体の発生、分布、移動について、以下のことが明らかとなった。(1)日本列島全域を覆う深部流体の地球化学マッピングを行い、非火山性地域においても、深部高温起源と考えられる有馬型塩水が広く分布し、地殻流体の普遍的実態の一つであること。(2)火山岩重金属同位体システマティクスに基づく日本列島全域のスラブ流体分布と量が制約され、テクトニックセッティングとの強い関連性があること。(3)鉱床鉱物のPb-Nd-He同位体比測定に成功し、重金属そのものが、沈み込むスラブに起源をもつ可能性があること。また、U-Th放射非平衡を含む微量元素輸送モデルを構築し、スラブ由来流体の移動経路と様式を制約した。
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