配分額 *注記 |
129,870千円 (直接経費: 99,900千円、間接経費: 29,970千円)
2014年度: 24,180千円 (直接経費: 18,600千円、間接経費: 5,580千円)
2013年度: 25,480千円 (直接経費: 19,600千円、間接経費: 5,880千円)
2012年度: 26,650千円 (直接経費: 20,500千円、間接経費: 6,150千円)
2011年度: 26,390千円 (直接経費: 20,300千円、間接経費: 6,090千円)
2010年度: 27,170千円 (直接経費: 20,900千円、間接経費: 6,270千円)
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研究成果の概要 |
ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)プロウイルスのマイナス鎖がコードするHBZ遺伝子は成人T細胞白血病細胞、HTLV-1感染細胞で恒常的に発現している。HBZはTGF-β経路を活性化してFoxp3遺伝子の転写を亢進するが、そのFoxp3発現は不安定でありFoxp3陰性となった細胞がインターフェロンガンマを高産生し炎症を引き起こすことを明らかにした。この炎症は発がんと関連していた。Wnt経路の転写因子であるTCF1, LEF1はTaxの機能を抑制することを見出し、これがTCF1, LEF1を高発現する胸腺でHTLV-1感染細胞が少ないメカニズムであることを示した。
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