研究領域 | 時間タンパク質学:多様な「時」を生み出すタンパク質マシーナリー |
研究課題/領域番号 |
24H02303
|
研究種目 |
学術変革領域研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
吉村 崇 名古屋大学, 生命農学研究科(WPI), 教授 (40291413)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
73,580千円 (直接経費: 56,600千円、間接経費: 16,980千円)
2024年度: 14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
|
キーワード | 時間タンパク質 / 概年時計 |
研究開始時の研究の概要 |
生物の体内には約1年のリズムを刻む概年時計が存在するが、その仕組みは未解明である。明瞭な概年リズムを示すメダカの時系列試料の解析から、約1年のリズムを刻む概年タンパク質を同定した。また概年タンパク質の解析から、幹細胞の増殖・分化とエピゲノム制御が、1年という長い周期のリズムを刻む可能性が示唆されている。また異なる緯度に由来するメダカを用いた順遺伝学的な解析から、概年時計が温度の季節変化を感知して同調する際に鍵となる季節センサータンパク質を同定している。本研究では概年タンパク質、季節センサータンパク質のタンパク質学から、動物が約1年という時を刻み、環境の365日に同調する仕組みを解明する。
|