研究領域 | 医用画像に基づく計算解剖学の多元化と高度知能化診断・治療への展開 |
研究課題/領域番号 |
26108006
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
森 健策 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (10293664)
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研究分担者 |
目加田 慶人 中京大学, 工学部, 教授 (00282377)
北坂 孝幸 愛知工業大学, 情報科学部, 准教授 (00362294)
中村 彰太 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (20612849)
小田 昌宏 名古屋大学, 情報学研究科, 助教 (30554810)
中村 嘉彦 苫小牧工業高等専門学校, 創造工学科, 助教 (60402476)
三澤 一成 愛知県がんセンター(研究所), 分子腫瘍学分野, 研究員 (70538438)
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研究期間 (年度) |
2014-07-10 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
126,490千円 (直接経費: 97,300千円、間接経費: 29,190千円)
2018年度: 21,320千円 (直接経費: 16,400千円、間接経費: 4,920千円)
2017年度: 24,310千円 (直接経費: 18,700千円、間接経費: 5,610千円)
2016年度: 23,660千円 (直接経費: 18,200千円、間接経費: 5,460千円)
2015年度: 24,700千円 (直接経費: 19,000千円、間接経費: 5,700千円)
2014年度: 32,500千円 (直接経費: 25,000千円、間接経費: 7,500千円)
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キーワード | 医用画像 / コンピュータ外科 / 画像処理 / 医用システム / コンピュータ外科学 / 医用画像処理 / 画像数理モデル / 可視化 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、空間軸・時間軸・機能軸・病理軸に加えメタ解剖軸にまたがる多元的な医用画像を多元計算解剖モデルによりシームレスに理解する手法を実現し、それに基づき術前術中に真に必要とされる情報を多元シームレスナビゲーション可能な知能化診断治療支援システムの実現である。本研究を遂行することによって、多元計算解剖モデルに基づく知能化診断治療支援システムの学術的概念を生み出した。多元シームレスナビゲーションを核に据え、その実現に必要な多元医用画像情報統合方法、多元シームレス構造解析、データ構造表現、可視化方法、意思決定支援、知能化診断治療支援システム等、革新的医療に役立つ学術的概念と技術が確立された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医用画像の多元性を考慮し、多元シームレスナビゲーションによる新しい診断治療支援技術を確立する試みは例がなく極めて独創的である。ミクロ解剖の解析はまだ研究が始まったばかりであり組織的に行われていない。マクロ解剖解析からミクロ解剖解析への展開、マクロ-ミクロ解剖間の数理的表現の獲得、計算解剖学で達成されたマクロ解剖アノテーションのミクロ解剖への発展とそのシームレスナビゲーションが本課題の学術的特色である。これらは新しい医療の実現につながる。
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