研究課題/領域番号 |
01420041
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
金属材料
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
鈴木 朝夫 東京工業大学, 工学部, 教授 (80016782)
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研究分担者 |
吉村 昌弘 東京工業大学, 工業材料研究所, 教授 (10016826)
三浦 誠司 東京工業大学, 精密工学研究所, 助手 (50199949)
三島 良直 東京工業大学, 精密工学研究所, 助教授 (00143660)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
11,500千円 (直接経費: 11,500千円)
1991年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1990年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1989年度: 7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
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キーワード | 金属間化合物 / 液体超急冷 / 微細組織 / 結晶構造 / 非平衡相 / 相安定性 / 準安定相 / 微細組識 |
研究概要 |
本研究のまとめとして,主としてNi_3AlとTiAl を代表する種々の金属間化合物についての液体超急冷実験の成果を要約すると以下のとおりである。 1)TiAlの液体超急冷組織の観察結果から,これまでに明確にされていなかった。TiーAl 2元系平衡状態図におけるαTi相,Ti_3Al相,TiAl相間の相境界関して信頼できる評価を得ることができた。 2)Ni_3Alの液体超急冷組織に出現する準安定相の出現傾向におよぼす第3元素添加の効果を系統的に調べた結果,その出現を抑制する添加元素は同時にNi_3Alの延性を改善する元素であることが明かとなった.この2つの現象がいかなる理由で同時に起こるのかについては不明であるものの金属間化合物の構造用材料としての実用化のネックとなっている延性の欠如を解決する方策の一つとして有用であると考えられる.
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