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統計的手法によるコンクリートの凍害におよぼす細孔構造の役割の解析

研究課題

研究課題/領域番号 01550433
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 建築構造・材料
研究機関北海道大学

研究代表者

鎌田 英治  北海道大学, 工学部, 教授 (50001996)

研究分担者 田畑 雅幸  北海道職業訓練短期大学校, 建築科, 教官 (20002024)
研究期間 (年度) 1989 – 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1990年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1989年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードコンクリート / 硬化セメントペースト / 凍害 / 細孔構造 / 細孔半径 / コンクリ-ト
研究概要

コンクリートの凍害にはその内部細孔構造が密接に関係し、凍害に影響する細孔径にその限界のあることが知られていたが、これまで明確な限界値を得るには至っていない。
本研究ではコンクリートおよび硬化セメントペーストを用いた実験で得られた耐凍害性と細孔径分布との関係を統計的に解析し、その影響する細孔径の下限が通常の凍結融解試験の条件では200Å程度、より温度が低下する条件では微小径側に移動することを明らかにした。
この結果は、この細孔径を下まわる微小径の細孔中の水分が凍結不能状態にあることを示唆し、凍害のメカニズムにこれまで考慮されてきた融点降下の理論のほか、過冷却の機構も考慮する必要のあることを意味している。

報告書

(3件)
  • 1990 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 田畑雅幸: "硬化セメントペーストの凍害における内部細孔構造の役割" 日本建築学会北海道支部研究報告集. 65. 13-16 (1992)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1990 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 鎌田英治: "コンクリートの凍害における細孔組織および気泡構造の役割" 日本建築学会北海道支部研究報告集. 65. 17-20 (1992)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1990 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 鎌田英治: "コンクリートの凍害とは-その現象とメカニズムについて-" 日本建築学会材料施工委員会「コンクリート構造物の凍害とその対策シンポジウム」論文集. 159-170 (1992)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1990 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Masayuki Tabata: "A Role of Pore Structure on Frost Damage of Hardened Cement Paste" Hokkaido Branch of Japan Architectural Institute, Annual Meeting. 13-16 (1992)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1990 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Eiji Kamada: "Roles of Pore Structure and Air Void System on Frost Damage of Concrete" Hokkaido Branch of Japan Architectural Institute, Annual Meeting. 17-20 (1992)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1990 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 田畑 雅幸: "コンクリ-トの耐凍害性に与える環境条件の影響程度の解析" 日本建築学会北海道支部研究報告集. No.64. 9-12 (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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