研究課題/領域番号 |
02680258
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教科教育学
|
研究機関 | 鳴門教育大学 |
研究代表者 |
安好 博光 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (10132721)
|
研究期間 (年度) |
1990 – 1992
|
研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
|
配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1992年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1991年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1990年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
|
キーワード | 肢体不自由養護学校 / 養護・訓練 / 動作訓練 |
研究概要 |
本研究は、平成2年度より3か年計画で実施され、平成4年度はその最終年度にあたる。3か年の研究成果については、以下の通りである。 1.本研究は、四国4県5校の肢体不自由養護学校で、「養護・訓練」の中で「動作訓練」を行なっている教員5名(各校1名)を研究協力者として依頼し、事例研究を進めながら、「養護・訓練」の中に「動作訓練」を如何に位置付けるかを検討することを目的とした。 2.各研究協力者は、「養護・訓練」の時間を利用し、2名の肢体不自由児(計10名)に対し「動作訓練」を行ない、各対象児の1〜3年間の動作変容を事例報告としてまとめた。10名の対象児のうち、座位の変容がみられた者3名、膝立ち位の変容がみられた者3名、歩行の改善がみられた者2名であり、2名は、大きな変化はみられなかった。 3.学習指導要領の改訂によって、「養護・訓練」は益々重要視され、肢体不自由養護学校においても、特に「運動・動作」の領域の実際的な指導が教員に望まれている。「動作訓練」は、その点で理論的、技法的に教員が習得しやすく、児童・生徒の学習効果(動作変容)をチェックしやすいという利点があり、教員の教育活動としても適切であることが示された。 4.本研究の研究成果は、(1)各対象児の動作変容、(2)研究協力校の「養護・訓練」の指導の位置付けと現状、(3)各研究協力校の「養護・訓練」における「動作訓練」の位置付け、(4)「養護・訓練」における「動作訓練」の位置付けと課題、として研究報告書にまとめる。
|