研究課題/領域番号 |
03660151
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
林学
|
研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
菅原 聰 信州大学, 農学部, 教授 (80021046)
|
研究分担者 |
中堀 謙二 信州大学, 農学部, 講師 (00143991)
|
研究期間 (年度) |
1991 – 1993
|
研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
|
配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1993年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1992年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1991年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
|
キーワード | 大断面構造用集成材 / 東信木材センター / 材質と施業 / 天然下種更新施業 / 高性能林業機械 / 路網体系 / 森林レクリエーション / 森林利用の多元化 / 伐期の長期化 / 強度間伐 / 二段林施業 / 大型高性能林業機械 / 列状間伐 / カラマツ材の利用 / 土木用材 / 建築材 |
研究概要 |
◆カラマツ材の利用拡大に関する調査研究:東信地方を対象にして、カラマツ材の需要・流通調査をおこない、東信木材センターの位置づけを明確にした。そして、カラマツ材が土木用材としてだけでなく、梱包用材・建築用材としても広く利用されるようになっていることを明らかにした。また、大断面構造用集成材用として、カラマツ材の利用の将来が期待されていることも明らかにした。 ◆カラマツ林の育林技術に関する調査研究:東信地方でカラマツ林の調査をおこない、東信地方がカラマツの適地であることを明らかにした。また、材質の研究を受けて優良材生産のためのカラマツ林の育林技術体系について考察するとともに、省力的技術としてのカラマツ林の天然下種更新施業体系についての考察をもおこなった。 ◆カラマツ材の伐出技術に関する調査研究:労働科学的にも効率的にも高性能林業作業の導入は望まれるようになっている。東信地方で、ハーベスタやプロセッサなどを用いてのカラマツ材の伐出作業について調査をおこない、高性能林業機械を基軸とする伐出技術体系についての考察をおこなったが、この研究については、現在も継続中である。 ◆カラマツ林のレクリエーション利用に関する調査研究:軽井沢のカラマツ林と木曽赤沢のヒノキ林とを中心に調査をおこなった。その結果、カラマツ林は森林レクリエーションの場として適していることを明らかにすることができた。そして、カナダならびにドイツで、森林レクリエーションに関する調査をおこなって、森林レクリエーションのあり方について論じた。
|