研究課題/領域番号 |
04211109
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中山 信弘 東京大学, 法学部, 教授 (40009816)
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研究分担者 |
小泉 直樹 神戸大学, 法学部, 助教授 (60178184)
佐藤 恵太 中央大学, 法学部, 助教授 (60205911)
井上 由里子 東京大学, 法学部, 専任講師 (60232568)
田村 善之 北海道大学, 法学部, 助教授 (20197586)
相沢 英孝 筑波大学, 歴史人類学系, 助教授 (60167765)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
12,300千円 (直接経費: 12,300千円)
1994年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1993年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
1992年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
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キーワード | マルチメディア / 情報化 / 著作権 / 知的財産権 / 不正競争防止法 / バイオテクノロジー / ソフトウェア / ダイリコーション / 周知性 / 混同 / 無審査主義 / 模倣 / 商品の形態 |
研究概要 |
本年度は、情報化時代において従来の知的財産制度がいかなる変容を受けるかという観点からの研究成果を多数得た。法学研究の性格上、各研究者がそれぞれ独立して研究を進め、その成果を発表するというスタイルを基調とせざるをえないが、今年度はシンポジウム等において統一的なテーマの下での成果発表も行った。知的財産制度の現代的課題は、今日の情報化の著しい進展に由来するものであるが、こうした問題を大局的に扱った成果として、昨年度開催された本重点領域研究のシンポジウム「情報化の進展と近代法への挑戦」での発表を踏まえこれを発展させ、法律専門誌ジュリストに研究者2名が発表した論文がある。近年脚光を浴びているマルチメディアの法的問題については、法律専門誌ジュリストの特集で研究者3名が各々異なる側面からの研究成果を発表し、今年度本重点領域研究の行ったシンポジウム「マルチメディア時代における法と社会」においても、研究者2名が、報告を行って一定の成果を得た。 また、昨年度の成果として報告した通り、本研究の研究者がその成立に多大な貢献をなしてきた改正不正競争防止法がいよいよ施行されたため、本年度はこの改正法に関する多面的な研究を世に問うこととなった。
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