研究課題/領域番号 |
04454098
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 立正大学 (1994) 東京大学 (1992-1993) |
研究代表者 |
森島 賢 立正大学, 経済学部, 教授 (50113634)
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研究分担者 |
斉藤 勝宏 千葉大学, 園芸学部, 助手 (80225698)
藤田 夏樹 東京大学, 農学部, 教授 (30190044)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
1994年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1993年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1992年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 農業近代化 / 二重構造 / 家計消費支出構造 / 労働市場 / 賃金決定関数 / コメ輸入自由化 / 零細規模 / 高賃金 / 賃金格差 / 米の輸入自由化 / 内外価格差 / 新農政 / 食料管理制度 / 計量経済学 / 経済構造の近代化 / 産業連関分析 / 農業の経済構造 / 二部門モデル / 経済の非近代的部門 / 経済の近代的部門 / コメの市場開放 / 牛肉の市場開放 / 関税化 / 生産構造 / 構造変革 / FOOD CONSUMPTION / 農業の近代化 |
研究概要 |
農業の経済構造の近代化を経済の二重構造論からとらえ、特に生産要素市場では二重構造論の根幹をなす労働市場を取り上げ、また、産生物市場では、わが国の農業の基幹をなすコメを取り上げて、その近代化について研究した。 労働市場については賃金決定関数についての既往の研究の整を行ない二重構造のもとでのわが国の賃金変動は、第一次石油危機以前は労動市場の需要ギャップで賃金変動を説明したが、それ以後物価変動と企業の支払能力の説明力が高くなった。 コメ市場については、輸入の自由化が国内市場に及ぼす影響を検討しわが国のコメはその賃金の高さと経営規模の零細さからみて適切な国境措置がない限り、国内生産を続けることは不可能とした。 その結果、すでに穀物の国内自給率が50%を下廻っているわが国の食料の安定的確保に重大な支障をきたすとした。また、それだけでなく、農村の今後の存立が危ぶまれ、日本社会の安定を根底からゆるがすであろうとした。したがって、コメの輸出入については国境措置が必要不可欠であるとした。
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