研究課題/領域番号 |
04660276
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
農業気象・生物環境制御学
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研究機関 | 大阪府立大学 日本大学短期大学部 |
研究代表者 |
青山 友雄 (1993) 日本大学, 短期大学部・農学科, 助教授 (10059793)
文字 信貴 (1992) 大阪府立大学, 農学部, 助教授 (20111982)
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研究分担者 |
世良田 和寛 日本大学, 農獣医学部・農業工学科, 助教授 (20059679)
小元 敬男 大阪府立大学, 農学部, 教授 (60117992)
鱧谷 憲 大阪府立大学, 農学部, 教務技師
高市 益行 大阪府立大学, 農学部, 助手 (40167482)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1992年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 不出芽苗ブロック / 反射型光ファイバユニット / ロッドレスシリンダ / ステッピングモータ / マイコン制御 / レタス / 育苗箱 / 苗検出 / 二酸化炭素 / 乱流輸送 / 森林 / 組織運動 / コスペクトル |
研究概要 |
不出芽苗ブロックを検出するセンサに反射型光ファイバユニットを、センサ移動用アクチュエータにはロッドレスエアシリンダをそれぞれ用いた試作装置を完成し、初年度に引き続き性能実験を行った。結果については本年度学会誌に発表した。エアシリンダは圧縮空気利用で育苗環境には優しいが、センサや台車の微少移動や定常速度移動には適さないこと、また、反射型光センサは対象物体からの反射光の拡散現象などによる苗検出の誤動作が多いことなどが実験の結果明らかとなった。 センサおよび台車の移動距離や速度の安定化をはかるため、試作装置の改造に取り組んだ。アクチュエータをロッドレスシリンダからステッピングモータに変更した。マイコン内にはステッピングモータおよび検出データ取り込み用インターフェースボードを組み込み、システムの制御はプログラム方式とした。また、検出精度を高めるためセンサは反射型光ファイバユニットから透過型光ファイバユニットに変更した。試作に時間を要したため性能試験とその結果の取りまとめは、当年度に終了出来ず次年度送りとなった。予備的な性能実験を数回行った限りでは、改造前に比較して良好な結果が得られた。今後さらに実験を続け成果の確認をしたい。 農家での聞き込みや現地調査の結果から、現在改造試作中の装置はレタス、キャベツといった軟弱緑黄野菜以外に株植え花卉苗などへの実用化の可能性も見込まれると思量された。
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