研究課題/領域番号 |
05227209
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
稲垣 都士 岐阜大学, 工学部, 教授 (10108061)
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研究分担者 |
石田 勝 岐阜大学, 工学部, 助教授 (30135181)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1993年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 立体選択 / 遷移状態 / 軌道の位相 / 1,3-双極子付加 / π面選択性 / ジールス・アルダー反応 / ジラジカル / 三重項 |
研究概要 |
立体選択的・特異的反応の遷移状態をab initio分子軌道計算により求め、遷移状態の結合モデルを提案し、それに基づいて遷移状態の電子構造を解析して、立体化学的反応経路を支配する因子を明らかにした。 まずE2反応をモデルにして、トランス脱離の原因が定説とほぼ一致することを確認し、遷移状態の結合モデルが有効な理論モデルであることを示した。 次に、一置換アレンへのジアゾメタンの1,3-双極子付加反応のπ面選択性に応用し、軌道位相の連続性が重要な因子であることを新たに見い出した。 また、軌道混合則による軌道のひずみと5-置換シクロペンタジエンのジールス・アルダー反応のπ面選択性の関係を理論的に予測し、理論計算で検証するとともに実証した。 さらに、三重項状態における軌道位相の連続条件を導き、三重項ラジカルの安定性を予測するのに成功した。
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