研究課題/領域番号 |
05233106
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
大澤 映二 豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (40001763)
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研究分担者 |
寿栄松 宏仁 東京大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70013513)
江口 昇次 名古屋大学, 工学部, 教授 (50023099)
篠原 久典 名古屋大学, 理学部, 教授 (50132725)
鯉沼 秀臣 東京工業大学, 応セラ研, 教授 (70011187)
阿知波 洋次 東京都立大学, 理学部, 教授 (20002173)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
193,100千円 (直接経費: 193,100千円)
1996年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1995年度: 23,100千円 (直接経費: 23,100千円)
1994年度: 85,600千円 (直接経費: 85,600千円)
1993年度: 81,400千円 (直接経費: 81,400千円)
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キーワード | フラーレン / 炭素クラスター / 高温科学 / 超伝導 / 材料素材 / 高温化学 / 環化付加反応 / 新材料 / ナノチューブ / クラスター / ド-ピング / 相転移 / アルカリド-ピング / 新材料素材 / カーボン・ナノチューブ / ナノ材料 / ドーピング |
研究概要 |
本研究課題は7つの研究班-1高次フラーレンの探索,2フラーレンの新機能探索、3金属内包フラーレンの構造と物性、4炭素クラスターの効率的合成を化学変換、5炭素クラスターの理論研究と分子設計、6フラーレン結晶およびフラーレン化合物の物性、7フラーレンの生体に及ぼす影響-に分かれ、平成5年から8年にかけて延ベ158名が総額9億3000万円の補助金を受けてフラーレンの総合的基礎研究に従事し、現在まで501編の英文論文を発表した(うちNature2編、Sciencel編)。フラーレン総合シンポジウムと合同で成果発表会を計6回12日間行い、延ベ840件の研究発表を行った。 主な成果を列挙すると以下のようである。 ●C78からCl16に至る高級フラーレンの単離と同定 ●微結晶内包炭素ナノカプセルの発見と系統的探索 ●C60・ナノチューブ複合による変形塑性をもつ炭素材料の調製 ●磁場印加アーク放電法によるフラーレン連続生産装置の試運転 ●Y@C82分子構造のX線回折法による決定 ●金属内包フラーレンの特異な反応性の発見 ●Ba包接シリコンクラスターの超伝導発見 ●ナノチューブにおける半導性の螺旋ピッチ依存の予言 ●ユニークな混合基底第一原理分子動力学プログラムの完成とそれによるフラーレン関連大規模シミュレーションの実行 ●三次元C60ポリマーの初合成 ●C60のアルカリ化合物M3C60の超伝導特性がBCS理論に従うことを初めて実験的に確認 ●可溶化C60の芽細胞分化増殖作用および環境発ガン物質変異原性抑制作用の発見 ●水溶性高分子化C60による皮膚ガン光線力学療法の開発
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