研究課題/領域番号 |
05454205
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
高橋 守信 金沢大学, がん研究所, 教授 (80019877)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
1994年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1993年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | 補体第4成分(C4) / H-2 / C4低産生 / B2反復配列 / 肝細胞 / 腹腔マクロファージ / RNAプロセシング / 遺伝子導入 / レトロポゾン / マウス補体C4 / RNAスプライシング / マクロファージ |
研究概要 |
C4低産生系マウス(H-2^k由来)では、C4遺伝子の第13イントロンに、レトロポゾンの一種、B2反復配列が挿入されていることを報告したが、本研究で、実際にこの異常挿入配列がRNAスプライシングの異常をもたらして正常C4mRNAの肝臓での恒常レベルを低下させる唯一の原因であることを、リコンビナントC4遺伝子の培養細胞へのトランスフェクションの実験によって証明した。また、B2反復配列挿入遺伝子の発現が組織特異的にも調節されていることも明らかにした。 リコンビナントC4遺伝子は、C4低産生系と高産生系のマウスのC4遺伝子の第13イントロンをお互いに入れ替えて作成しそれらをプラスミドPUC19にサブクローニングしてHepG2細胞に導入した。HepG2細胞中のマウスC4mRNAを逆転写-PCR法とRNase Protection法で解析すると、B2反復配列が挿入されたリコンビナントC4遺伝子が導入された場合のみ、異常C4mRNAの出現と正常C4mRNAの低下が認められた。 C4低産生系マウスでも、腹腔マクロファージでは、C4産生は低下せず、異常C4mRNAは検出されなかった。しかしながら、リコンビナントC4遺伝子を種々のマウスマクロファージ由来培養細胞に導入する実験を行ったところ、得られるC4mRNAは異常なスプライシングを受けたものが多く、正常C4mRNAは低下していた。
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