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喉頭の組織学的研究(咽頭室および仮声帯の年齢変化と免疫組織学的研究)

研究課題

研究課題/領域番号 05771351
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関北里大学

研究代表者

青柳 聡  北里大学, 医学部, 助手 (40222484)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1993年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード仮声帯 / 喉頭室 / 扁平上皮化生 / 発癌病理 / 年齢変化 / 喉頭扁桃
研究概要

1: 北里大学病院病理部より供出された剖検例の喉頭うち、明らかな喉頭疾患の無いもの選び20歳代から70歳代の男女各4〜5例を集めることができた。
2. 喉頭の形態、特に喉頭室の形態さらに仮声帯の組織学的な形態につき年齢変化を中心に観察した。(これまでの結果については、一部を第45回気管食道科学会総会(佐賀:93年10月)にて口演発表した。)
これにより、喉頭(仮声帯)の部位の違いによる扁平上皮化生の出現範囲や化生のパターンをいくつかに分類することかできた。
3: 仮声帯の扁平上皮化生については20歳代からその出現を認め、年齢と共にその出現率も増加していたが60歳以後減少の傾向がみられた。また仮声帯を前方から4等分し、そのうちの3カ所について観察したが中央部分での化生範囲の広がりがみられた。(これまでの研究結果の一部は、第2回国際喉頭ガン学会(オーストラリア:94年2月)においても口演する。)
4: 喉頭室の上皮下にリンパ組織が出現していることが確認できた。(当教室の長年の研究業績の一つとして年齢変化に対する研究が一貫したテーマで行われている。これまでに口蓋扁桃・舌扁桃における年齢変化を研究報告してきたが、さらに喉頭のリンパ装置についても免疫組織学的な手法を用いて年齢変化を研究することができるのではないかと考えている。これにより喉頭癌の発生母地としての扁平上皮化生と喉頭の局所における免疫機能の関連を追及することを今後の研究主題の一つとしたいと考えている。)

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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