研究課題/領域番号 |
05F05629
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
横山 英明 産業技術総合研究所, ナノテクノロジー研究部門, 主任研究員
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研究分担者 |
LI Lei 産業技術総合研究所, ナノテクノロジー研究部門, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | ブロックコポリマー / テンプレート / ナノ多孔体 / ブロック共重合体 / 超臨界二酸化炭素 / 自己組織化 |
研究概要 |
ブロックコポリマーは複数のポリマー種から構成されており、その拡がりのオーダーで相分離を起こし、ナノオーダーの規則構造を自己組織的に構成する。我々(受入研究者と外国人特別研究員候補者)は、ブロックコポリマーをテンプレートとして利用し、超臨界二酸化炭素を利用することで、ナノ多孔体を作成し、ナノ多孔構造のさらに高度な制御を目的とした研究を行ってきた。ナノ多孔体の構造を制御するため、ブロックコポリマーの組成を変えた試料を合成し、多孔体構造との関係について調べた。その結果、ブロックコポリマーの組成と二酸化炭素圧力に依存して、多孔体の構造が閉じたセル状から、連続のチャネル状、さらにレイヤー状(シート状)に変化していくことを見出した。今年度は、特に、層状の隙間を持った構造体のキャラクタリゼーションを確立した。放射光を用いた斜入射小角X線散乱を用いて、薄膜中の多孔構造のキャラクタリゼーションを可能にした。それにより、レイヤー状の構造体の薄膜中での配向方向を特定する事ができた。また、ポリジメチルシロキサン(PDMS)とポリスチレンのブロックコポリマーをテンプレートとして用いることで、PDMS中に空孔を導入でき、さらに、PDMS酸化によりシリカに変換することにより、シリカの中空ナノカプセルを形成することに成功している。シリカ粒子の大きさは30nm程度であり、孔のサイズは10〜30nm程度に制御されていると考えられる。また、シリカ粒子は基板上に一定の間隔で規則的に並んでおり、規則構造を持った中空シリカ粒子が形成されている。
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