研究課題/領域番号 |
06451158
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 国立教育研究所 |
研究代表者 |
工藤 文三 (1995-1996) 国立教育研究所, 教科教育研究部, 室長 (30231096)
星村 平和 (1994) 国立教育研究所, 教科教育研究部, 部長 (80144624)
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研究分担者 |
奥井 智久 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (60024965)
戸田 善治 国立教育研究所, 教科教育研究部, 研究員 (50207586)
西野 真由美 国立教育研究所, 教科教育研究部, 研究員 (40218178)
下野 洋 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (30142631)
中野 重人 国立教育研究所, 教科教育研究部, 部長 (10040982)
工藤 文三 国立教育研究所, 教科教育研究部, 室長 (30231096)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1994年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | 体験的活動 / 生活科 / 生活科の評価 / 子どもの変容 / 生活科と社会科の関連 / 生活科と理科の関連 / 生活科と道徳教育の関連 / 生活科授業研究 |
研究概要 |
本研究によって得られた知見及び成果は以下のとおりである。 1.生活科の指導計画については、約半数の学校で平成4年度と同様の指導計画であり、約三分の一が一部の単元の見直しを行っている。また、単元構成については「児童の興味・関心に沿った」ものが有効だと受けとめられている。生活科の実施以降単元をとり止めた理由についても、「児童の興味・関心」を理由とするものが多い。しかし、全体としては生活科の定着が進んでいることが窺われる。 2.生活科の実施に対する教師の意識としては、児童間の協力性の高まり、自然への関心、もの作り、動植物を大切にするなどの点で、評価されていることが分かった。また、基本的な生活習慣の形成に係わる点については、生活科の効果はあまり認められていない。 3.生活科における評価の実施状況については、児童の発言や行動をもとにした自由記述による評価が多いこと、評価の観点としては「活動への関心・意欲」「活動中の取り組みや態度」の割合が高いこと、評価の方法としては観察法が主であること等が明らかになった。 残された課題としては、体験的活動による子どもの変容を捉えるフレームワークを開発することである。
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