研究課題/領域番号 |
06555165
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 試験 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
岡田 成幸 北海道大学, 工学部, 助教授 (50125291)
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研究分担者 |
村上 ひとみ 札幌市立高等専門学校, インダストリアルデザイン学科, 講師 (10201807)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 人的被害 / 室内安全 / 室内ゾーニング / 避難 / ネットワーク解析 / 転倒家具 / 地震被害 / 家具転倒 / 人間行動 / 地震防災 / 室内散乱 / マイクロゾーニング / 往診型 / ゾーニング |
研究概要 |
地震時の室内散乱に起因する死傷者低減を目的として、事前に居室内の地震時危険性を評価し、安全な暮らしを提案するシステムを構築することを本研究の目的に、3年間研究を継続してきた。上記の目的を達成するために、以下の3点をサブテーマとして掲げた。 1.居住室内における人的被害発生のプロセスのモデル化 2.上記モデルの具体的防災・減災対策への応用法の検討 3.往診型危険度評価システムの提案 初年度においては上記サブテーマ1を主体に、室内散乱発生プロセスとその評価方法について提案した。次年度はサブテーマ2の観点から、散乱状況下における人間の災害回避能力について研究を進めた。最終年度はサブテーマ2をさらに掘り下げ、室内での安全性を、揺れている最中の危険度とその後の避難・対応に際しての危険度の2面から評価し、いわば室内の地震時における時系列展開において総合的に評価する方法に発展させ、それを多くの事例を用いて方法論の検証を試み、さらに、平時の住まい方と安全性との調和性について考察を行った。すなわち、室内の防災を実際の暮らしという側面から見直す方法論を展開した。 往診型システムとしての条件を1)現場密着型診断ができること、2)住人の個性(住まい方、ライフスタイル)を取り込んだ評価ができること、3)住人が必要とする情報をわかりやすい形で提供できること、を目標にシステムを実現した。
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