研究課題/領域番号 |
06F06143
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
原田 秀樹 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授
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研究分担者 |
TANDUKAR Madan 東北大学, 大学院・工学研究科, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 開発途上国の水環境問題 / 窒素処理 / DHS / UASB / 後段処理システム / 酸素摂取能力 / 低コスト処理 / 発展途上国の水環境問題 / 下水処理 / 病原菌リスク / 窒素除去 |
研究概要 |
開発途上国の環境問題を解決するために我々が途上国に適用可能な排水処理技術としてUASBとDHSを組み合わせたシステムを提案してきた。DHSリアクターはシンプルと低コストな下水処理プロセスとして我々の研究グループが数年前開発したものである。DHSは下水処理のため大変優れたプロセスであることは研究と実証実験で十分証明されている。近年、このシステムは下水処理だけではなく窒素などの栄養塩除去などにも優れていることを分かってきている。本研究ではDHSリアクターの窒素除去法としての適用を目指し,高アンモニア濃度の人工排水を用いて,その硝化能力の検討も行った。パイロットスケールのDHSは東北大学の実験室内に設置し高濃度のアンモニアを含まれた人口廃水を用い連続運転とそのモニタリングを行った。無曝気無加温の条件にも関わらずDHSは卓越した窒素除去を発揮している。この研究の結果は第62回土木学会全国大会(2007)と大42回日本水環境学会(2008)に口頭発表している。又、第42回日本水環境学会(2008)でポスター発表もしている。又、去年から窒素と塩濃度の高い浸出水の処理のためにもDHSの適用の検討を始めている。この研究の結果も42回日本水環境学会(2008)に口頭発表している。 これ以外もDHSシステムの物理的なキャラクタリゼイションを行いDHSの高い酸素摂取能力と汚泥保持能を証明することに成功している。この研究の結果は42回日本水環境学会(2008)に口頭とポスターより発表している。
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