研究課題/領域番号 |
06F06260
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
丸尾 猛 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 教授
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研究分担者 |
XU Qin 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | SPRM / 子宮筋腫 / 増殖 / アポトーシス / 小胞体ストレス / 細胞外基質蛋白 / TRAIL / プロゲステロン |
研究概要 |
1)選択的プロゲステロン受容体モデュレーターasoprisnilの添加で培養筋腫細胞のp-PERK、p-eIF2α、ATF4、GRP78、GRP94、GADD153、およびubiquitin蛋白発現が有意に増加した。GADD153のRNA interferenceにより、asoprisnil添加後のPARP、Bax、Bak、GADD34およびTRB3発現が減少したが、Bcl-2発現が増加した。以上より、asoprisnilは培養筋腫細胞に小胞体ストレスを惹起してアポトーシスを誘導することを明らかにした。 2)プロゲステロンのヒトトロホブラスト由来HTR-8/SV neo cell lineに及ぼすアポトーシス誘導を検討した。HTR-8/SV neo cellsにプロゲステロン受容体が存在することを示した。プロゲステロンの添加によりTUNEL陽性細胞率、Fas,Fas ligand (Fas-L),caspase-8,caspase-3、PARP発現が有意に減少し、一方Bc1-2蛋白発現が有意に増加することを明らかにした。以上より、プロゲステロンはHTR-8/SV neo cellsのアポトーシスを抑制する作用を有することが推測された。 3)プロゲステロン受容体モデュレーターCDB-2914の添加により培養筋腫細胞でのEMMPRINとMMP発現が有意に増加したが、一方TIMP-1、TIMP-2、I型およびIII型collagen発現が有意に減少した。培養筋腫細胞にEMMPRINに特異的なsmall interfering RNAを導入すると、培養液中のMMP発現が抑制されたが、TIMPとcollagen発現が増加した。 以上より、CDB-2914は細胞外基質蛋白発現とその放出に影響を与えることによって子宮筋腫発育を抑制している可能性が推測された。
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