研究課題/領域番号 |
07454125
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
池谷 仙之 静岡大学, 理学部, 教授 (50022223)
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研究分担者 |
ROBERT M Ros (ROBERTM. Ros / ROSS Robert) 静岡大学, 理学部, 助手 (70252161)
阿部 勝巳 (阿部 勝己) 静岡大学, 理学部, 助教授 (80151091)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | 介形虫類 / 縁辺内曲部 / 環境指標 / 環境要素 / 機能形態 / 形態変異 |
研究概要 |
本研究の目的は介形虫類の縁辺内曲部(Vestibulum)の形態が生息環境(特に水深で代表される環境要素)と対応している事実を検証することである。そのため、縁辺内曲部の形態を観察しやすい特定種(Krithe,Cytheropteron属等)の個体数を多く集める必要がある。これまでに日本周辺海域に産出する介形虫類を顕微鏡下で抽出し、これらのうち、特定種の生息分布を明らかにすると同時に、それらの生息地点の環境要素を抽出し、種ごとに共通する各種の環境要素との対応性を解析した。 縁辺内曲部の機能形態を考察するために、それらの変異を含む形態的特徴を解析、体系的に分類可能であることがわかった。種により生息水深に差のあることも判明し、種ごとの縁辺内曲部の立体的構造をSEMを用いた観察から、外・内殻間に生じている空間の相異が変異としてとらえられた。 これらの形態と環境との直接の関係は、未だ解決していない。日本周辺海域のCytheropteron属、Aurila属の分類に応用できた。また、飼育実験についてはXestoleberis属、Ishizakiella属について飼育法がほぼ確立した。これらの成果に基づいて、種間関係をmtDNA解析によって一部検証できた。
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