研究課題/領域番号 |
07455209
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
寺島 泰 京都大学, 工学研究科, 教授 (50019717)
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研究分担者 |
越川 博元 京都大学, 工学研究科, 助手 (70273480)
金谷 健 滋賀県立大学, 環境科学部, 講師 (60150158)
清水 芳久 京都大学, 工学研究科, 助教授 (20226260)
尾崎 博明 京都大学, 工学研究科, 助教授 (40135520)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
1997年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1996年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1995年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | 容器 / 包装材 / 食料品 / 家庭 / ごみ発生 / 分別収集 / ステーション収集 / 輸送・運搬 / 容器・包装廃棄物 / 重量原単位 / 価格原単位 / 食料品容器・包装 / 家庭廃棄物 / 廃棄物発生抑制 / 廃棄物発生構造 / リサイクル / 広報活動 / メディア / 指定袋制 / 廃棄物輸送システム / 減量化 / 有料化 / 輸送システム |
研究概要 |
本研究では、家庭廃棄物の発生構造の解明、発生抑制のための基礎的知見を得るために、食料品に付随する容器・包装材の被包装材との定量的関係の解明および適正な分別収集システム構築のための基礎的知見を得るために、実際の収集・運搬作業の連続的ビデオ撮影による映像情報をもとに時間を主な尺度として、収集効率に影響を与える要因を明らかにした。その主要な結果は、次にあげるとおりである。 1.容器・包装材は、生鮮食品では単純で全く使用されていないものが多いため、容器包装原単位は小さいが、加工食品や油脂・調味料、飲料では相対的に使用量が多く、容器包装原単位が大きくなっていること。 2.プラトレイやプラ袋のように、中身重量に関係なく容器重量がほぼ一定のものと、ガラスびん等のように中身重量が増加するにつれて容器重量も増加するものとがあること。 3.プラスチックを主要素材とする容器・包装材の割合が、他の素材のものより圧倒的に多く66%程度を占めること。 4.積み込み作業に関して、収集品目または収集車の車種によってはごみの積載量が増加するにつれて積み込み作業速度は低下するものがあること。 5.収集品目によっては異物の除去作業が積み込み作業速度の低下に寄与しており、資源ごみの収集においてはステーションでの集積作業が収集作業に影響を及ぼすものであるといえる。 6.調査において記録を行ったステーションについて、その場所を後背の土地利用により分類したところ、75%のステーションが非居住地の前に存在すること。
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