研究課題/領域番号 |
07557007
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 試験 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
酒井 秋男 信州大学, 医学部・加齢適応研究センター・スポーツ医学, 助教授 (70020758)
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研究分担者 |
斉藤 建夫 信州大学, バイオメディカル サイエンスKK, 技術部長
柳平 坦徳 信州大学, 医学部・加齢適応研究センター・スポーツ医学, 講師 (10020760)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
10,300千円 (直接経費: 10,300千円)
1996年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1995年度: 8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
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キーワード | 近赤外光 / 無侵襲 / 組織酸素飽和度 / 組織ヘモグロビン / 組織酸素消費量 / 組織ヘモグロビン量 |
研究概要 |
本研究は平成7年度と8年度の2年間に亘って行われ、この間に我々は近赤外光(NIRS)を用いて,組織中の酸素飽和度(StO2)およびヘモグロビン量(Hb vo1)を無侵襲でしかも絶対量を連続記録できる装置(PSA111N)を開発した.本装置は3つの波長の近赤外光を組織の表面に交互に照射して,組織内に散乱した光の一部を照射点からある距離をはなれた表面で受光して,その吸光度をもとにLambert-Beerの法則に基づいて理論式を展開し,その理論式から組織中のStO2およびHb vo1の絶対値を無侵襲で測定するものである.また,このPSA-IIINの出力をもとに組織酸素消費量(VtO2)の測定も可能にした. 近年NIRSを用いて、組織中の酸素動態を無侵襲で連続記録する装置が開発されているが、これらは何れも定性的な変化を追うもので、絶対値表示が出来ないために、個体間の比較や同一個体でも経日的変化を追うことが出来ない。その点、今回開発したPSAIIINは無侵襲でしかも絶対値表示できる装置で、従来の諸機種と比べて画期的な要素を備えている。
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