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我が国の古代水田構造と灌漑・排水組織の形成と発展過程に関する農業土木学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 07660330
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 農業土木学・農村計画学
研究機関北里大学

研究代表者

佐藤 裕一  北里大学, 獣医畜産学部, 教授 (90091644)

研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード稲作農耕の渡来 / 古代水田立地 / 古代灌漑・排水 / 古代水田 / 古代用・排水路
研究概要

1.稲作農耕は今から約7500年前、中国揚子江下流域に起源し、北上して朝鮮半島に導入され、半島の西海岸を南下して我が国北九州に渡来した。水田稲作農耕の技術は渡来期から、灌漑・排水組織が一体となって導入された。
2.水田渡来期の開田地は、扇状地や沖積平野の自然堤防背後湿地の湿潤な地に求められた。その後、低台地の縁辺や、三角州に広がっていった。
3.渡来初期の開田地は自然河川沿に求められ、堰により水面を上昇させ分水し、用水の掛流
4.弥生時代後期になると用水路の規模も拡大し、直立型から斜交型の堰が登場して、河川統禦の技術が進歩し開田地が拡大した。この時期、鉄製の鍬が使用され始め、開田地の拡大に拍車をかけた。
5.畿内以西と以北の開田立地には違いが見られ、以西では沖積平野か開田地として求められたのに対して、以北では台地が開田された。その理由は、以北では火山降灰による災害を避けるためであったらしい。

報告書

(3件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 佐藤裕一: "古代水田構造と用・排水組織の形成過程" 農業土木学会誌.

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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