研究課題/領域番号 |
07760084
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用微生物学・応用生物化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
阪井 康能 京都大学, 農学部, 助教授 (60202082)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | fomate dehydrogenase / dihydroxyacetone synthase / peroxisome membrane protein / peroxisome |
研究概要 |
C. boidiniiにおいて転写レベルでの遺伝子発現を追跡するために、レポーター遺伝子をプロモーター領域の下流に連結したプラスミドを持った形質転換体を作成し、誘導・非誘導などの条件でレポーター遺伝子の酵素活性を測定を行うことにより、簡便にプロモーター活性を追跡する方法を開発した。今回、Saccharomyces cerevisiae PHO5遺伝子をいくつかのペルオキシソームマトリクス酵素及び膜タンパク遺伝子のプロモーター領域に連結した結果、それらの遺伝子発現調節を、簡便にしかもコロニー上で評価できるようになった。 C. boidiniiをグルコース培地からメタノール培地へ移すと顕著なペルオキシソームの形成が認められ、マトリクス及び膜タンパクが、順序正しくペルオキシソームへ合成されていることを、ノーザン解析、ウエスタン解析、レポーター遺伝子による発現の追跡を行うことにより明らかした。その結果、これらの調節が、遺伝子発現のレベル、すなわちプロモーターのレベルで行われていることがわかり、遺伝子発現調節機構の存在が示唆された。これまでに本申請者は、C. boidiniiを用いた効率的な異種遺伝子発現系をアルコールオキシダーゼ(AOD1)プロモーターを用いて開発している。同様に、菌体内で大量に発現しているジヒドロキシアセトンシンターゼ(DHAS)、また細胞質酵素であるギ酸デヒドロゲナーゼ(FDH1)について、酵素活性、ノーザン解析、ウエスタン解析、レポーターシステムを用いることにより、これらのプロモタ-活性と発現調節について検討を加えた。その結果、特にFDH1プロモーターは、AOD1プロモーターに比較しても強力が活性を持っており、発現調節についてもAOD1プロモーターとは異なった調節機構を持っていることが明らかになった。
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