研究課題/領域番号 |
08458043
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 宮城教育大学 |
研究代表者 |
森田 稔 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (80003292)
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研究分担者 |
吉川 和夫 宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (00250861)
降矢 美彌子 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (50132535)
垣内 幸夫 宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (50117420)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
1998年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 音楽教育 / 異文化理解 / 教員養成 / ガムラン / ブルガリアン・ヴォイス / 教材 / 国際化 / 教材化マニュアル / インドネシア / バリ島 / ゴン・クブヤ-ル / ピッチの分析 / 教材化 |
研究概要 |
「国際化時代の教員養成における異文化理解を志向する音楽教育」を研究題目とする 実践的な音楽教育の教授法研究は、以下のような成果を上げた。 1.1996年度ガムランセット購入、バリ・ガムラン、1997年度、サンバ楽器購入、バリ・ガムラン、サンバ、1998年度、セネガル打楽器購入、バリ・ガムラン、セネガル・パーカッション・アンサンブル、サンバ、ブルガリアン:ヴォイスの教育方法の 実践的研究を行った。また、宮城教育大学の受講生が東洋音楽学会やアジア音楽祭等で演奏を行った。 2.1997年度には、コンピューターによるガムランの音響分析、1998年度には、ブルガリアン・ヴォイスの音響分析を行った。これらの研究成果により、異文化理解の音楽教育の方法の基本テーゼを確立した。テーゼ「異文化理解の音楽教育は、オリジナルな楽器とオリジナルな教育方法に基づき、異文化への理解と共感を目指すものである」 3.1997年度より、ガムランの教授マニュアル試作を開始し、試行を経て、1998年度末には、ガムラン・スコアの完成を見た。 4.1997年度から公開講座等により、ガムランの仙台市内外の教育現場へ教授活動を開始し、ガムランに対する地域の関心が高まり、附属校等で基本テーゼとガムラン・スコアにより教育実践が始まった。 5.実践研究成果は、『教育音楽』中学・高校版、『音楽教育学研究3』などに掲載され、我が国の音楽教育に貢献することができた。
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