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顔画像認識を利用したセキュリティシステムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 08458086
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 情報システム学(含情報図書館学)
研究機関千葉大学

研究代表者

谷萩 隆嗣  千葉大学, 工学部, 教授 (90009530)

研究分担者 山本 一雄  千葉大学, 工学部, 教務職員 (30110290)
呂 建明  千葉大学, 大学院・自然科学研究科, 助手 (80251180)
研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワードセキュリティ / 並列システム / ファジィ理論 / 顔画像認識 / 認識率 / 小規模ニューラルネットワーク / 再学習不要
研究概要

近年,情報システムの分野では,種々のレベルのセキュリティが大きな問題となってきている.顔画像認識をセキュリティ問題への適用するに当たって,ニューラルネットワークを用いて比較少人数を対象とした場合は良好な結果が得られる.しかしながら,対象とする人数を増やした場合は,顔の情報量が膨大であるため,認識率の低下と学習時間の増加が問題にる.本研究ではこれらの問題を解決するために,ファジィ理論を応用した小規模のニューラルネットワークを並列に使用するシステムを構築した.このことによりローカルミニマムに陥る危険も減少した.
方法としては,最初に入力画像を,パターンマッチング法により幾つかのカテゴリーに分類する.この際,ファジィ理論を利用して近い距離にあるパターンを幾つかのカテゴリーに帰属させる.次に各々のカテゴリーにおける画像を,小規模ニューラルネットワークを利用して,最終の判別を行う.システムに新しく一つのカテゴリーを追加する場合,既存のニューラルネットワークとは関係なく一つの新しいカテゴリーを含むニューラルネットワークを作りシステムに追加する.このことによりシステム全体の再学習が不要となる.小規模ニューラルネットワークの規模は入力層256,中間層128,出力層6のバックプロパゲ-ショナルゴリズムを用いた.実際に行った顔画像の認識の実験(対象人数25人)では認識率99.33%であった.

報告書

(3件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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