| 研究課題/領域番号 |
08660175
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
林学
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| 研究機関 | 宇都宮大学 |
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研究代表者 |
内藤 健司 宇都宮大学, 農学部, 教授 (50015872)
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| 研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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| 研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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| 配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1997年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
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| キーワード | 都市化 / 林野面積 / 都市近郊林 / 人口圧 / 森林面積 / 森林資源 |
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| 研究概要 |
人口密度の変化に対応した人口一人当り林野面槓の変化を表現できる数式を求めるために、栃木県の統計年鑑資料(1960年から1995年までの市町村別人口、行政面積および林野面積)を用いて、ベキ乗式と指数関数式を比較した。その結果、過半数の市町村において、指数関数式よりもベキ乗式を用いた方が当てはめ結果が良かった。
人口密度の増加に伴った人口一人当り林野面積の減少傾向をベキ乗式のパラメータの値と曲線形を用いて観察し、似た様な減少傾向をもつ市町村をグルーピングした結果、県内49の市町村は分類不能グループを含めて合計10のグループに分類された。各グループの社会・経済的条件や立地条件を調べるために、産業別就労者割合、総人口、主要交通網からの距離などを比較検討した結果、いくつかの例外はあるもののグループ間ではこれらの条件が異なる一方、グループ内ではこれらの条件がほぼ同じであることがわかった。また国土地理院の数値地図データを用いて、傾斜角度という地形条件から上記各グループ間の特徴を調べた結果、グループ毎の平均傾斜角度と各グループのべき係数の平均値の間には、ほぼ直線関係が認められた。
ランドサットTMデータを用いて栃木県全域にわたる森林位置図を作成する一方、国土地理院の数値地図データを用いて栃木県の傾斜分布図を作成して森林の分布と地形の関係を調べた。一般的に森林は傾斜の急な山岳地にまとまって分布しているが、県北の那須町と黒磯市の北部及び今市市には比較的傾斜の緩い土地にも森林が分布していることが明かとなった。
今後さらに地形条件、地理条件、産業構造などの経済条件をより適切な指数として表現する方法を究明する必要がある。
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