研究課題/領域番号 |
09630043
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策(含経済事情)
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中島 章子 京都大学, 大学院・経済学研究科, 講師 (70198076)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 産業連関分析 / 資本ストック / 資本投入量 / 総投下労働量 / 労働の付加価値生産性 / 米国経済 / 韓国経済 / 資本減耗 / 資本ストック推計 / 発展途上国経済論 / 総括下労働量 / 韓国経済分析 / タイ経済分析 / 資本ストックの推計 / 日韓比較研究 / 日タイ比較研究 / 労働生産性 / 労働生産性の国際比重 |
研究概要 |
産業連関分析に基いて総投下労働量を計算し、それを時系列並びにクロスセクションで各国間の比較をすると、とある傾向があることが分かっている。ところが、韓国と日本の石油精錬と電気・ガス・水道はこのトレンドから大きく乖離する傾向がある。これを説明するのに、総投下労働量の算出にあたり資本費用が従来の方法では過小評価されているのではないのか、という疑問があった。この疑問を解決するために新古典派生産関数で定義される新古典派的資本ストックの推計値を集めた。米国・日本そして韓国に関して可能な限り集めた。そしてその値を算入するモデル式をたてた。しかし、資本ストックを考慮してもその総投下労働量への算入分は資本消耗額(韓国の定義)を上回ることはない、と結論せざるを得ない。即ち韓国と日本の石油精錬と電気・ガス・水道はこのトレンドから大きく乖離する傾向があるのは競争条件の欠如に由来すると思われる。
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