研究課題/領域番号 |
09640227
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解析学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
森本 浩子 明治大学, 理工学部, 教授 (50061974)
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研究分担者 |
斉藤 宣一 明治大学, 理工学部, 助手
桂田 祐史 明治大学, 理工学部, 教授 (80224484)
今野 礼二 明治大学, 理工学部, 教授 (20061921)
藤田 宏 明治大学, 理工学部, 教授 (80011427)
斎藤 宣一 明治大学, 理工学部, 助手
阿原 一志 明治大学, 理工学部, 講師 (80247147)
服部 晶夫 明治大学, 理工学部, 教授 (80011469)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1997年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | ナヴィエストーク方程式 / フジネスク方程式 / 定常解 / 一般流速条件 / ナヴィエストークス方程式 / ナヴィエ・ストークス方程式 / ブシネスク方程式 |
研究概要 |
ナヴィエ・ストークス方程式の非斉次境界値問題は一般に、制限された流速条件が成り立つ場合、またはレイノルズ数が小さい場合に解の存在が知られている。我々は、一般流速条件のみを仮定してナヴィエ・ストークス方程式およびブシネスク方程式の定常解の存在について研究した。境界値が調和関数のgradientの定数μ倍であるときにブシネスク方程式の定常解が、高々可算個の場合を除いて任意のμに対して存在することを示した。同じく、2次元円環領域におけるブシネスク方程式の定常解の存在が、高々可算個の場合を除いて示せることがわかった。また1984年にアミックによって得られた結果(2次元有界領域で直線に関して対称の場合)の構成的証明が藤田により得られた。藤田のこの構成的方法を応用して、湧き出し吸い込みを含む無限に長いチューブ状の領域の場合にナヴィエ・ストークス方程式の解の存在を示し、無限遠での漸近挙動を調べた。桂田は、偏微分方程式の数値解法の一つである代用電荷法について研究した。藤田と斎藤は福原と共に領域分割法の収束と領域の形状について研究した。
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